5校時,3年1組の総合的な学習の時間の授業を参観しました。本校では「自分の考えをもち,行動する子供の育成」を研究主題に位置付け,生活科・総合的な学習の校内研究に取り組んでいます。今日はその研究授業として提案されました。採集した生き物について体や動きの特徴に気付き,興味関心を深めて「もっと知りたいこと,調べたいこと」を考えることを狙った授業です。

先ず子どもたちは,先月29日に面瀬川で採集し,水槽で飼っている「ウキゴリ」「スジエビ」「モクズガニ」「カジカ」「ヨシノボリ」をじっくり観察して,他の班の人に紹介したい気づきをワークシートに書き出していきました。

その後,グループで3つ,他のグループに紹介したいPRポイントを決め,ホワイトボードにまとめました。

PRポイントの説明役を一人残して,他のメンバーは別のグループの生き物の説明を順番に見て回ります。説明役も交替しながらやるので,全員が説明し,すべてのグループの生き物を見て回ることが出来ます。説明役から説明を受けると,「どれどれと本当にそうなっているか」と,生き物をじっくり観察していました。新たな気付きを説明役に伝える子もいました。
放課後は先生方の勉強会です。学習過程を振り返りながら,授業者働き掛けの有効性などについて意見交換をしました。より良い授業づくりのために先生方も頑張っています。