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仙台弁護士会 いじめ予防教室

九条小学校いじめ予防教室を開催しました。

 

今回、仙台弁護士会 官澤綜合法律事務所 弁護士 武田賢治様からいじめ予防に関するお話をしていただきました。

3校時目は6年生と4年生、4校時目は5年生と3年生です。

予め「これはいじめ?」という様々な場面を想定した質問アンケートを配布され子供たちがその質問に答えることから始まりました。

6年生と4年生では多くの子供たちは全部の質問項目の場面をいじめと捉えていました。

弁護士から訪問している学校の中には、いじめはいけないが場合によってはいじめをしてもよいと答える子供たちもいる話もあり、正当防衛という言葉も法律の中にはあるが、その適用は狭く先にやられたからやり返すはどちらも嫌な思いをする行為であることから良くない事を教えていただきました。

6年生はその理由も発表していました。

さすが6年生の道徳的価値判断は素晴らしいものでした。

最後は6年生代表の感想発表がありました。

いじめは絶対いけないこと、そして、中学生になるとスマートフォンを持つ機会もあるから、SNSの使い方に気を付けて行きたいと考えを発表していました。

4時間目は5年生と3年生の時間です。

 同じように子供たちからの考えを聞きながらの始まりでした。

6年生と4年生の時間と同じで、全ての質問がいじめであると手を挙げて答えていました。

いじめに合うと我慢することが多くなり、その我慢をコップの水に例えた話もありました。

隣の友達がのコップが見えるかどうか?という話題もあり、子供たちは見えないと答えていました。

つまり、自分の言葉や行為が全て正しい訳ではなく、相手にとっては嫌な事かもしれないことを考える大切さを教えていただきました。

3年生も自分の考えを発表する姿があり、

みんなでいじめは絶対にしない決意の表れと感じました。

最後は5年生代表の感想発表がありました。

 

絶対にいじめはしないとの発表があり、今日のいじめ予防教室を大切な時間であったことを感じました。

子供たちの決意を大切にしながらも、子供たちの声に耳と心を傾けて、保護者の皆様と学校が協力し合って、楽しい学級・学校になるように力を注げられればと思います。

九条小学校の3年生から6年生のみなさん!本当に自分の考えを深めた時間でした。

そして、丁寧にご講話いただいた弁護士 武田賢治様 ありがとうございました✨