日誌

夢中に勝る努力なし(元プロ野球選手、渡辺俊介さんのトークセッション・交流会)①

 2月27日(金)、「世界一低いアンダースロー」と呼ばれる元プロ野球選手の渡辺俊介さんをお招きし、本校生徒とのトークセッション・交流会を行いました。なお、今回のトークセッション・交流会は、「気仙沼市教育パッケージ」事業により実現しました。

 

 

 渡辺さんからは、アンダースローに挑戦したきっかけやプロ野球での活躍、WBCやオリンピックで日本代表としてプレーした経験、さらには社会人野球の監督としての経験など、これまでの歩みをもとに多くの貴重なお話をいただきました。

 特に印象的だったのは「努力」についてのお話です。大きな成果をあげている人は、自分では努力しているとは感じておらず、好きなことに夢中になり、よりよくしようと自然に自己研鑽を重ねているということでした。プロ野球選手の中に「自分は努力した」と言う人はいない、という言葉は、生徒にとって強く心に残るものでした。

 そのほかにも、
・「昨日よりボールが1mm浮いた気がする」といった日々の小さな変化や成長を積み重ねる“スモールステップ”を大切にすること
・失敗や不安にとことん向き合うことで思考が整理され、本質的な改善につながること
・悩みや混乱は、まさに成長の過程であること
・ライバルに技術で及ばなくても、優しさや忍耐強さなど別の面で成長している自分を認めること

など、中学生にとって大変示唆に富むお話をいただきました。

 また、教職員にとっても、
・体格や筋力といった先天的な要素だけでなく、「変化に気づく力」こそが後から磨くことのできる大切な感性であること
・小さな変化であっても他者に認められる経験が、継続する力につながること

など、日々の教育活動を考える上で重要な視点を改めて学ぶ機会となりました。