気仙沼市立新城小学校
令和7年度
循環型発電システムの構築を学ぶ
6年生がバイオマス発電について学びました。10月5日、6年生が月立小学校の児童とともに、バイオマス発電とその施設について学びました。ゲストティーチャーとして、気仙沼商会の高橋社長、地域学習コーディネーターの田村さんをお迎えし、講話と施設見学を通して、地域のエネルギーや森林資源の活用について理解を深めました。 講話では、まず林業の現状や、木材価格の変動、手入れの行き届かない山林が増えていることなど、現実的な課題について説明を受けました。そのうえで、「山の木を活かして地域の力にしたい」という思いから、発電事業を始めた経緯が語られました。子どもたちは熱心にメモを取りながら聞いていました。 続いて訪れたチップ製造工場では、伐採された木が細かく砕かれ、発電の燃料になる様子を見学。さらに、バイオマス発電プラントでは、木質チップを乾燥させ、燃やして電気をつくる大型の機械を実際に目にしました。今回の学習を通して、海、森、山、自然と人とのつながり、そして持続可能な地域づくりの大切さを実感した6年生でした。
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