鹿中 学校生活

台風19号と通学路

 
 台風19号の通過に際しては,日本各地で大きな被害が出てしまいました。被害にあわれた皆様には,心よりお見舞いを申し上げます。
 さて,気仙沼市も非常に危険な状態になったことは皆さんもご存じだと思います。報道でお分かりのように,東中才地区の鹿折川では濁流が護岸を削ってしまい,道路破壊されて片側交互通行になりました。上の写真は本校職員が翌々日に撮影した写真です。川が増水し,非常に強い流れが護岸を削ってしまったようです。鹿折川が氾濫しなくてよかったと思います。
 また,下の写真は学校付近の浪板地区の道路の様子です。ここは1学期にも冠水をした場所でしたが,今回も同様の状態となりました。歩いての登下校は難しい状態です。これ以外にも,学校の近くでは万行沢川が増水してしまい,近隣の商店等は大きな被害を受けたようです。そして,浪板橋から学校側は車の通行ができなくなり,本校の近くは増水の恐れのある場所であることが再度確認される結果となりました。
 ですから,生徒の登下校の際には,このことを踏まえた指導を学校でもご家庭でも行う必要があると思います。また,川の増水・氾濫や土砂崩れなどの危険をよく教えておき,危険を予知した適切な行動がとれるようにさせなければならないと思います。ご家庭でもこのような災害の場合の対処について,ぜひお子様との話題としていただき,日頃からの備えをお願いしたいと思います。