鹿中 学校生活

3月27日 修了式・離任式・学活を行いました

 
 3月27日(金),ついに令和元年度の修了式を行いました。8時40分から始まった修了式には1・2年生全員が出席しました。ほぼ1か月ぶりとなる学校再開ですが,そんなことは感じさせず,いつものとおりの佇まいで自然に修了式が始まりました。
 式では,全員の呼名は行わず,代表生徒が修了証書を受け取り,校長先生が式辞を述べました。3学期の取組のよさ,3年生の卒業,きっかけをつかんだB君の成長,今を一生懸命に生きる,君たちの未来に期待するなどの内容の式辞でした。いつものとおり全員が真剣な眼差しでお話を聞きました。
 
 修了式終了後,引き続き離任式が行われました。式では退職・転任となった5名の先生方が教頭先生から紹介され,生徒会長の佐藤君が涙を浮かべながら生徒を代表してお別れの言葉を述べました。そして,それぞれの先生からお話があり,校歌を斉唱しました。校歌がいつもと違って元気がないことに気がつきました。こんなところに,この臨時休業の影響があるのだなと思わされました。外見的にはいつもと変わりがなくとも,心の問題は残っていると感じた場面でした。先生方とのお別れをし,新学期に再スタートする決意を得ることができた。離任式でした。
 
 離任式の後には,各学級ごとに学活です。担任の先生から通信票を手渡してもらい,この1年のまとめをしました。頑張ったことが成果につながった人も,うまくいかなくて苦しい部分を味わった人も,今年は今年です。新たに始まる学校生活に向けてぜひチャレンジする意識で取り組んでほしいと思います。また,学活では来週から始まる部活動の実施方法や,春休みの学習の注意事項などについてもお話がありました。あっという間に下校時刻になってしまいました。
 入学式や始業式は予定通りの期日に実施することになっていますが,新型コロナウイルス感染症の問題はまだ予断を許さない状況です。決して気を緩めてはいけません。このビンチを生徒と先生の団結と叡智で乗り切ってほしいと思います。修了式・離任式が実施でき,学級担任と生徒が顔を合せて1年のまとめができたことに,心から感謝したいと思います。ありがとうございました。