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平成28年度
鹿折情報通H28
台風16号接近!今後の動きに警戒して下さい。
今年は,夏の後半から異常といってよいほど大型の台風が日本を襲っています。すでに5つ以上の台風が日本列島に大きな爪痕を残して通り過ぎていきました。今回の台風16号も,台湾や中国で大きな被害をもたらした後,コースを日本を横断するように変え,九州・沖縄,そして四国・紀伊半島に上陸して猛威をふるっています。今夜から,関東甲信地方に接近し,通過する予報がでています。通過コースの北側に位置する東北地方は,台風の渦巻きが巻き込む位置にあるため,局地的に激しい雨が降り,土砂災害や河川の増水・はん濫,低地への浸水などが心配されます。今夜から明日朝,各御家庭におかれまして,十分な備えをして,台風に警戒して下さい。明日また,お子さんたちが元気に,しかも安全に登校できますようご配慮願います。
『ありがとうの木』とホーソン効果
昼の校内放送で,今日も『ありがとうの木』への「ニコニコポスト」の投書が紹介されました。「○○ちゃん,一緒に遊んでありがとう。楽しかったよ。」「優しく声をかけてくれたね。○○ちゃん」等々,自分が友だちにしてもらった「よかった」を投書し,それをJRC委員会が校内放送で紹介してくれるのです。放送があるたびに,給食のはしを止めて聞き入ってしまいます。本当に些細なことなのですが,心が温かくなります。
かつて心理学の本で『ホーソン効果』について読んだことがあります。『ホーソン効果』とは,労働者の作業効率の向上を目指した調査をしたところ,労働環境・賃金・労働時間等の物理的な条件より,労働者へ同僚や上司が関心を高めたり,励ましたり,いたわったり,ねぎらいったり・・・・することの方が,効果が上がる結果が出たというものです。
これを学校教育や子育て,友人関係に置き換えて考えてみましょう。『ホーソン効果』から考えると,先生やおうちの人・友だちが自分の頑張りを見守ってくれる,励ましてくれる,ほめてくれる,例え失敗してもあたたかく慰めてくれる・・・・・,このことが子どもを奮い立たせ,頑張る『原動力』に火を付けてくれることにつながるのです。
「ニコニコポスト」への投書には,そんな優しさがいっぱいつまっています。どうぞ,子ども達の小さな頑張り,わずかな進歩にも,関心を向け,ほめてあげて下さい。優しい声をかけて下さい。そうすれば,鹿折っ子は,ますますすこやかに伸びていくと思います。
野外活動(5年)迫る。気運も高まってきましたよ。
今月26日からの5年生の野外活動が,いよいよ間近に迫ってきました。事前学習の様子をのぞいてみました。ちょうど1日目の『栗駒山登山』の事前学習の最中でした。
スクリーンに映し出された栗駒山の様子や登山道,標高1626mで,活火山であることなどを聞いて,ため息を漏らすお子さんもいました。ため息の意味は,何なのでしょう?不安感なのか,期待感なのか・・・・・・?みんなそれぞれに思いをもちながらも,学習への取組は真剣です。『思い出に残る笑顔いっぱいの野外活動にしよう!』のめあてに向かって,5年生の「やってやるぞ~っ!」そんな気運がおおいに高まってきました。
校庭では,先日紹介したばかりの「Web長縄跳び」が大人気。いろいろな場所で縦割り班ごとに楽しく取り組んでいました。教室では,5年生に負けじと,しっとり,じっくり学習に取り組んでいます。ここにも『みのりの秋』を感じます。(9月15日の記事です。)
もしもの場合に備えて・・,着衣水泳(5・6年)
今期の水泳学習の締めくくりとして,5・6年生が『着衣水泳』の体験学習を行いました。毎年の夏,水難事故のニュースが連日報道されます。そんな悲しい水難事故を未然に防ぐために,現行の学習指導要領で,小学生の高学年の体育の学習に『着衣水泳』が盛り込まれているのです。
今日の学習では,
①着衣のまま水に入ると,衣服はとても重く感じられ,思うように身体が動かないことを体験する。(泳ぎの達人も,自由には泳げません。)
②万が一の場合,どのように自分の身を守ればよいか。(ペットボトルを使って,背浮きを体験する。)
③もし誰かが水におぼれたら,何をどうすればよいか。
の3つです。①,②については,論より証拠。実際に体験することで,川や海の危険について再確認しました。③については,自分で助けようと水に飛びこんではダメです。二人ともおぼれてしまいます。まずは,大きな声を出して,事故発生を知らせ,助けを呼ぶことです。そして,身近にペットボトルのような『浮き』になりそうなものがあれば,放り投げて,②の『背浮き』をするように声掛けするのです。ロープや長い木や棒があったら,それを差し伸べてもよいでしょう。
そんな命を守る学習をしっかりと行っていました。
今日の『着衣水泳』をもって,水泳学習はすべて終了です。6年生は,プールに向かって大きな声で「ありがとうございました。」と,事故なく水泳学習を終えられたことを感謝していました。また来年,よろしくお願いします。
Web縄跳び スポーツの秋 これで体力up!
震災以降,宮城県内の児童生徒の体力低下・運動不足が大きな問題のひとつになっています。その解決の一助にと,県教委では「Web縄跳び」を進めています。必ず学級全員で取り組むこと,回し手の一人は先生でもよい,3分間で跳んだ回数を競い合うといった統一ルールで,結果をWeb上に登録して,全県で競い合うという取組です。運動委員会の紹介後に,さっそく全学級で挑戦しました。
「おおなみ,こなみ」もままならない1年生も9回跳ぶことができました。最後の結果発表では,6年生の130回越えの記録を聞いて「ウワーッ,すご~い。」そんなため息が,1年生から聞こえてきました。スポーツの秋,Web縄跳びも,休み時間の遊びのひとつに加え,頑張ってもらいたいです。
その中で,感心したことがあります。運動の得意不得意がある中,タイミングをはかれず引っかかってしまう子がどこにもいます。「だめだ~!記録が出ないのはおまえのせいだ。」とか「何やってんだよ~!」とか失敗した人を責める発言があるものです。鹿折小学校には,そんな声はありません。むしろその子その子にあったスピードで加減して長縄を回しているのです。そんな姿を見て,何だか心がホンワカ温かくなりました。(9月12日,朝の記事です。)
第1回鹿折さやま祭り 大盛会!楽しいひとときに感謝
震災以降,修学旅行招待をはじめ物心両面で御支援をいただいてきました『気仙沼と共に歩む会 さやま』の皆さんとの交流会『第1回鹿折さやま祭り』が,11日(日)に開催されました。当日,午前2時半にさやまを出発されたという会の皆さん13名と多くの小学生・中学生とその親御さんたちが集い,初秋の爽やかな天候のもと,『縁日風のお祭り』を満喫しました。
出店は,「メカカレー食堂」「かき氷」「ポップコーン」の食べ物屋さんから「スーパーボールすくい」「輪投げ」「ひも引き」等の遊びコーナー,そして,さやま特産の「ほうじ茶実演」等々,多種多彩。それだけでも,大盛り上がりのお祭りです。加えて,昼食後には,雪合戦ならぬ『水風船合戦』。ゴミ袋で作った特性の「水よけビブス」を着て,水風船の投げ合いです。風船の水でびしょ濡れの人もたくさんで増したが,水に濡れた分だけ,楽しさが倍増した様子でした。初秋の爽やかな風に吹かれながら,気仙沼とさやまの交流をこれまで以上に深め合うことができました。
遠路はるばるご来校いただきましたさやまの皆さん 大変ありがとうございました。これからも,末永く交流をさせていただきたいと思います。
指導主事学校訪問 よく学び,よく遊び,未来にのびる鹿折小!
今日は,年に一度の指導主事学校訪問。指導主事とは,平たくいえば,『先生の先生』にあたる役職です。その先生方に授業を参観いただき,その後指導・助言をいただくといった先生方が授業の腕前(授業力)を磨く機会です。全部の学級の授業の様子を参観しましたが,どの授業もみな真剣で,『鹿折っ子,ここにあり!』と言える授業ばかりでした。指導主事の先生方からも,たくさん,たくさんほめていただきました。
授業のくわしいことは,土曜・日曜の親子の話題にしていただき,団らんを盛り上げていただきたいと思います。
久しぶりの『縦割り活動』 高学年のリードで笑顔いっぱい!
2学期になって,初めての業間『縦割り活動』。今日は,それぞれに『たてわり遊び』を実施しました。校庭では,鬼ごっこ,長縄跳び,ドッジボール,体育館では,ドッチビーと,遊びのメニューも様々です。何といっても,子ども達の笑顔と歓声が,たまりません。清々しい雰囲気の中で,楽しく遊んでいました。
兄弟姉妹の数が少なくなっている現代,意図的に年齢の異なる集団で遊んだり,活動したりする場面を作ってやらなければ,互いを思いやり,いたわる心は育ちません。
今日の活動も年少者特別ルール(俗に言う「みそっかす」待遇)もあり,低学年も思い切り楽しく遊んでいるのが印象的でした。企画・運営の高学年の皆さん,お疲れ様。これからもよろしくお願いします。
台風13号(温帯低気圧に変化)が,午後~夜にかけて当地方を通過する予報です。台風10号の岩手県岩泉町の被害を「他人事」とせず,それぞれに備えをよろしくお願いします。
ちょっと垣間見られた 芸術の秋!
明るく爽やかな歌声に誘われて教室をのぞいてみると,そこは,まさに『芸術の秋!』
1年生は,『世界にひとつになるまで』という歌を歌っていました。『忍たま乱太郎』の挿入歌のようです。何とも心が温まるような歌詞と一生懸命に歌う1年生の姿が,まるで秋の涼風のようでした。世界中では,至る所で争いが起きています。歌にあるとおり,「優しい気持ちで世界がひとつになれないものかなあ~。」と,独り言をつぶやきました。
2階に上がっていくと,墨の香り,6年生が『書写の授業』でした。話し声などひとつも聞かれず,一人一人半紙に筆を走らせていました。声をかけるのもはばかられるので,そーっと退室しました。みんなしっかりとした筆使いで,上手に書いていました。
2年生の教室でも『音楽の授業』です。タンバリンとカスタネットを分けてもち,流れる音楽に乗って,リズム打ちの学習をしていました。タンバリンとカスタネットが交互に響き合い,ここでも楽しそうに学習していました。思わず,私の身体もリズムに乗って左右に揺れ出しました。
まだまだ暑い日が続いていますが,少しずつ秋に近づいています。まさに『芸術の秋』到来です。
家族参観日 たくさんのご参観 ありがとうございました。
夏休みが明けて2週目,恒例の『家族参観日』が行われました。家族参観日とあって,1学期の参観日の来校者よりはるかに多いご家族の皆さんのご来校をいただきました。(中には,昨日運動会を終えた中学生のお兄さん・お姉さんらしき人まで・・・・)大変ありがとうございます。
「家族参観日」を好機として『学年PTA親子行事』を企画した学年もあり,一層盛り上がりました。ひとつ人いつの授業を紹介することができませんので,各学級(学年)ごとに、授業の様子を写真で紹介します。楽しい活動あり,発表会で少し緊張感が高まり,友だちと知恵を出し合ったり,先生の問いに頭をいひねって真剣に考えたり・・・・・,いろいろな学習が展開されました。
2学期の開始に,『実りの秋』を前に,充実した一日となりました。お忙しい中,ご来校,ご参観いただき,大変ありがとうございました。
明日は,振替休業日で、子ども達はお休みです。平日の月曜日ですので,くれぐれも事故などに遭わないように,安全に家庭生活・地域生活を送って下さい。
鹿折中学校運動会 狭い校庭でエネルギー爆発!
まだ暑さの残る初秋の昨日,鹿折中学校運動会が開催されました。仮設住宅が建ち並ぶ中の狭い校庭,全校生徒が整列するとそれだけで校庭が満杯と言った感じです。そのような厳しいグランド状況にもかかわらず,生徒たちのきびきびとした動きと懸命な競技への取組。(さすが~.鹿折中学校)と思わせられるシーンの連続でした。
『70m直送路での徒競走』 生徒たちの走りが真剣で一生懸命なだけに,見ている私たちには,生徒たちにとても申し訳ないような,悲しい気持ちが込み上げてきました。このような状態で、今回で6回目の運動会です。何とか一日もはやく,生徒たちに校庭を還してあげたい気持ちでいっぱいになりました。
狭い校庭のハンディキャップをものともせず,中学校の先生方や中学生の実行委員会のメンバーが,種目を工夫していました。中でも,保護者・来賓・地域民総出の『玉入れ』には,心打たれました。玉入れ籠を校庭中央ではなく,仮設住宅側に移動させ,フェンス越しに仮設住宅の方々も競技に参加出来るように工夫していました。校庭を共有する学校と仮設住宅の皆さんが一体となって,これまでも,そして,これからも復興を目指して頑張っていこうとする姿を垣間見ることができました。
校内水泳大会 水面に響く歓声,泳ぎ切った満足顔
水泳学習の今シーズンの終わりを告げる『校内水泳大会』が低学年・中学年・高学年ごとに開催されました。どの学年部の大会へも、毎回50名を超す保護者の皆さん・ご家族の皆さんに観戦いただきました。お忙しい中,ご来校いただき,子ども達の力泳に大きな拍手とご声援をいただき大変ありがとうございました。
低学年の大会では,小学校の大きなプールに初めて入った1年生のお友だちも『水中かけっこ』や『ビート板競争』などの種目に挑戦しました。団体競技『たらいリレー』は,写真のとおり笑顔と歓声のレースとなりました。
小学校での水泳学習がすっかり定着した中学年の大会では,『13m,25m,50m』とそれぞれの泳力に即した競技が行われました。目標タイムをグーンと縮めた子や途中で足をつかずに目標の10m,25m、50mを泳ぎ切った子など,大きな成果が生まれた大会となりました。
高学年の大会は,まさに『水泳競技大会』といった様相を呈していました。さながら『ミニ市内水泳大会』といったところです。高学年ともなると,『自由形・平泳ぎ・背泳ぎ』など、複数の泳法で泳げるまでに泳力を高めています。子ども達の「のびしろ」って、本当にすばらしいなあ~とあらためて驚かされます。
もうすぐでプールは『店じまい』です。これまで,私たちを水泳学習を支えてくれたプールに1年間の感謝を込めて,「あ・り・が・と・う」と言いましょう。そして,来年またよろしくお願いします。
2年2組で算数の授業研究会 真剣な学びに先生方大感動!
2学期が始まってまだ1週間だというのに,2年2組で授業研究会が行われました。鹿折小学校の先生方は,やる気満々です。
今日の授業は,二位数+二位数の計算で,一の位でも十の位でも『くり上がりのある計算』の方法を、これまでの学習を使って自分たちで考え出す学習です。大人であれば,「一位数のくり上がりの方法に倣って,十の位も繰り上がればいいじゃないか。」と簡単に考えがちですが,2年生にとっては,大変なハードルです。しかも,自分なりの方法で他のお友だちにも説明できるようにするとなれば,なお一層そのハードルは高くなります。
担任の大内先生が、たくみにこれまでの学習を振り返りながら,子ども達の解決の見通しを導きます。子ども達は,「できそうだぞ~。」と気付くと、あとはどんどん自分なりの方法で計算方法を導いていきました。ノートに自分なりの考えを書き,その後,方法別に代表がみんなの前で発表です。どの方法もみんな正答を導いていました。特に,今回の工夫点は,計算の順序を「まず」「つぎに」「そして」のことばを使って,順序立てて考えることに指導の重点がありました。筋道を立てて,順序よく考えを構築することは,将来にわたって必要な能力です。
算数の学習ですから,最後には,『早く,正確に,効率良く計算するには,筆算が便利だ。』という結論に,子ども達の意見を上手に生かしながらまとめます。
2年生とは思えない程,しっとりとしかもしっかりとした研究授業でした。2年2組の皆さん,よく頑張りましたね。これからもこの調子で学習を深めて下さい。
台風10号通過 被害はありませんでしたか?
迷走した超大型の台風10号が,お昼過ぎから夕方にかけて,当地方でも猛威をふるいました。御家庭での台風被害はありませんでしたか?太平洋を迷走して勢力を増し,東北地方から上陸するという過去に例のない台風に,今日は,全市立学校が教育委員会の指導により『臨時休校』の措置をとりました。
午前中に先生方で学区内の安全点検をしました。川や側溝のはん濫の危険性はないか,土砂崩れの可能性があるところはないか,高波の心配はないか,工事現場や建物などが倒れる心配はないかなどの視点で点検をしました。その結果をもとに,明日の登校時には,通学路の要所要所に先生方で分担して,安全指導・交通指導をすることにしました。
台風は、気仙沼沖を北上し,宮古や釜石の当たりから上陸する予報です。その後は,速度を速め,夜半には,東北地方を斜めに横断して日本海に抜けるようです。
『緊急メール』配信でお知らせしたとおり,明日は,通常通りの授業ができそうです。朝の登校は,台風の影響で通学路にいろいろな危険物が散乱していることが予想されます。また,鹿折川や側溝なども増水していることが予想されます。いつもの何倍も、何十倍も安全に気をつけて登校するようにして下さい。親御さんからも,お子さんたちに安全通学について、具体的に注意をお話しください。
明日,みんな元気に登校して下さい。待ってま~す。
僕らの声 確かに支援の力に・・・!
今朝学校に来たら,何人かの児童から「テレビ見た・・・?24時間テレビ」と,担任が声をかけられたそうです。何のことかと問い直すと,JRC委員会を中心に6月に全校で作成し,送った『熊本大地震 被災地支援メッセージ』(頑張って!熊本! 私たちの心届けます。)が, 27日(土)と28日(日)の両日行われた恒例の『24時間テレビ』の熊本県益城町からの中継で,ほんのわずか(ほんの一瞬だったようですが…)放映されたというのです。
放映時間は,わずかな時間であっても,確かに被災地の方々の心に,私たちの思いが届いていたことを確認できて,とてもうれしかったです。
報告を聞いて,益城町立広安西小学校に送られていたことが学校HPを検索して分かりました。
あらためて御協力いただきました保護者の皆さんに,御礼とご報告させていただきます。ありがとうございました。
歌声の広がる学校へ 飛躍の第一歩!
4月に赴任した時,鹿折小学校の子ども達のきれいな歌声にとても驚きました。心ひとつに声を揃えて,一生懸命に歌う姿に感動し,その感動が今も残っています。
夏休み中の職員による1学期の学校運営反省会で,この歌声を大切にし,もっともっと歌声が響き広がる学校にしましょうとの話し合いで,2学期から,全校が集まる朝会や集会のたびに,始めに全校で歌を歌って会を始めることにしました。今日は,その一回目。みんなで校歌を歌いました。1週間の始まりに,とても気持ちのよいスタートが切れました。ほんの小さなことかもしれませんが,鹿折小学校の『よさ』を一つ一つ磨き,伸ばしていきたいと思います。(今朝も、気持ちのよい歌声が体育館いっぱいに響きました。)
私自身も,鹿折小学校の校歌の歌詞をあらためて読み返してみました。
一 仲良く行こう 学校へ 桜吹雪のあの中へ 太平洋の風受けて 校舎の光 あたたかい
二 日々に新たに また日々に 新たに学ぶ 鹿折校
三 仲良く行こう 学校へ 光みなぎる あの中へ 学べばいつも新しく 希望の泉 わいてくる
すばらしい歌詞です。
校歌に歌われているように『子ども達が,学ぶ喜びに満ち,夢と希望にあふれ,その光に誘われ,行きたくなるような(来たくなるような)学校』を目指したいです。教職員の力を結集して,目指します。そんな決意を新たにした,今朝の全校集会でした。
全校そろって力強く 2学期がスタート!
第2学期がスタートしました。長い夏休み明けとは思えない程,ピリーッ,キリーッとした適度の緊張感をもった始業式でした。
始業式では,1学期~夏休みにまいたいろいろな『種』を大きく育て,きれいな花を咲かせる『充実の2学期』にしましょう!と話しました。『充実の2学期』を目指して頑張るには,目標やめあてをしっかりともつこと,その達成のために努力することが大切です。
子ども達には,『なぜ私たちは勉強するのか?どう勉強すればよいのか?』を例に話しました。
勉強には,大切にしたい3つのことがあります。
①「習う」 ・・・ 『練習する』と同じ意味で,基本の学習がしっかり身につくまで繰り返し練習することが大切です。
②「使う」 ・・・ 学んだことをいくつかつなぎ合わせて使って生かすことが大切です。
③「見つける」 ・・・ 練習しているうちに,使っているうちに,新しいことが発見できます。自分で発見したことは,決して忘れることなく,しっかり身につきます。
勉強とは,その繰り返しですと話しました。
さっそく,学級に戻った子ども達は,2学期の目標や係決めなどをしながら,『さあ!2学期も頑張るぞ~!』と意欲を高めていました。力強く2学期のスタートが切れました。
夏休み最終日 明日いよいよ2学期 スタート!
長いと思っていた36日間の夏休みも,今日が最終日。明日からいよいよ第2学期のスタートです。「さあ!2学期も頑張るぞ~!」と誓いを立て,学校での学習や様々な活動に意欲を高めている人も多いことでしょう。学校では,担任の先生方が,今日一日,教室の掃除や児童を迎える準備に大わらわでした。
教室の黒板には,先生方からの熱~いメッセージなども書かれてありました。担任の先生方も,「子ども達に負けないように,頑張るぞ~!」と意気込んでいます。
ある教室にこんな詩が書かれてありました。ご紹介しましょう。
忘れもの 高田 敏子
入道雲に乗って 夏休みはいってしまった
「さよなら」の代わりに すばらしい夕立を振りまいて
今朝の空は真っ青
木々の葉の一枚一枚が 新しい光とあいさつを交わしている
だがキミ! 夏休みよ
もう一度戻ってこないか 忘れものを取りにさ
迷子のセミ さびしそうな麦わら帽子
それから ぼくの耳に
くっついて離れない 波の音
語り尽くせないほどのたくさんの思い出がつまった夏休みです。しかし,ここは,ひとつ気持ちを入れ替え,力強い一歩を踏み出しましょう。夏休みの思い出を心の宝としてしまって・・・・。明日,元気な202名のお友だちとの再会を楽しみにしています。「おはようございます。」と,元気にあいさつを交わし合い,さわやかに2学期をスタートさせましょう!
わんぱく相撲大会 熱戦の連続 力が入りました!
20日(土)に『第13回わんぱく相撲大会』がKウェーブ土俵で行われました。本校から団体2チームと個人戦にエントリーし,参加しました。市内の多くの小学校から参加し,お父さん・お母さん・ご家族,そして,先生方の声援を受けて,熱戦が繰り広げられました。あいにくの雨の天候でしたが,土俵の周りはものすごい熱気で,豆力士の取組を後押ししていました。相撲は,砂と塩で清められた土俵で行われるためか,他のスポーツよりケガが最も少ないのだそうです。『国技』でもある相撲ですが,なかなか身近なようで,普段あまり学習や遊びの中で取り組む事は少ないです。
どの子もキリリと締めたまわしがとても似合っていました。熱戦に次ぐ熱戦で,見事団体第3位,個人戦でも5学年で準優勝,3学年で第3位とすばらしい活躍でした。
選手の皆さん,応援のお父さん・お母さん,ご家族の皆さん,大変お疲れ様でした。ありがとうございました。
学習支援『学びーば』&心のケア研修会
台風7号の通過で,1日開始が延期された鶴見大学・東京都市大学・横浜創英大学の学生の皆さんによる学習支援『学び-ば』が行われました。震災後2012年から実施されているこのプロジェクト今年で5年目。夏休みに児童の多くが毎年楽しみに待っている活動です。あと1週間で終わりを迎える夏休みの学習課題の仕上げに,お兄さん・お姉さん方との交流を楽しみながらも,真剣に学習に取り組んでいました。
今回は,18名の学生さんが講師を務めて下さいました。「鹿折小の子ども達は,学習日ても集中して取り組んでいます。学習と遊びの切り替えがよくできていることに驚いています。」と,お誉めのことばもいただきました。
この姿勢で,第2学期を迎えられれば,実りの秋は,これまで以上の『実り』が期待できそうです。19日も頑張って・・・!
午後は,先生方と保護者を対象とした『心のケア研修会』を開催しました。東北福祉大学特任教授,西野先生を講師に迎え,『子供を理解するための見方と接し方~震災5年を経過しての教師の目・親の目~』と題し,ご講話とワークショップ(体験演習)をいただきました。
子供に限らず,人間は『人・もの・事象』や『家庭・学校・地域』など様々な環境の中で,それらとの相互作用の中で生活をしています。ですから,子供を『学力や知能』といった限定的な側面だけをみて評価するのではなく,トータルとして子供を理解することが大切です。つまり,『勉強がよくできる。成績はよい。』という特性も「心優しい性格である。」「労をいとわず一生懸命働く。」「健康で病気をしない。」「運動能力が高い。スポーツが得意である。」ことも,同等に価値のあることなのです。ですから,子供の強みや得意を生かし,伸ばすこと,困難にぶつかった時にそれを跳ね返す力,元気を取り戻す力を育てることが大切であるといったお話しでした。
お子さんたちが小さかった時,「○○ができるようになったね。よく頑張ったね!」と,その成長を喜びました。しかし,いつしか「○○もできないの?○○点じゃあ,ダメでしょう。」とダメ出しをことばをかけることが多くなってはいないか。『減点型の評価』ではなく『加点型の評価』で,子供の理解に努めましょう・・・のお言葉には,大いに反省させられました。
講演内容につきましては,2学期に入って,おたよりなどをとおして,保護者の皆さん方にお知らせしたいと考えます。
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