平成28年度

鹿折情報通H28

感謝の大掃除 2学期ありがとう!

   
 長かった78日間の2学期もいよいよ残すところあと2日。2016年も、あと11日で最終日の大晦日を迎えます。昨日からの2学期最終週は,全校で『学期末清掃強化週間』です。いわば,「学校の年末の大掃除」といったところです。
 78日間の間には,たくさんの笑顔があり,喜びがありました。もちろん,残念なことも,失敗もありました。それらすべてをひっくるめての『大掃除』です。笑顔や喜びは,それらを励みに新しい年になっても継続すれば,もっともっとたくさんの笑顔や喜びが生まれるでしょう。残念なことや失敗したことは,しっかり反省して,繰り返さないようにすれば,それは笑顔や喜びに変わります。そんな思いで、子供たちは一生懸命『大掃除』に汗を流していました。4月に入学した1年生も,雑巾がけがこんなにも上手になりましたよ。そんなところからも子供たちの成長を感じ取ることができます。
 大掃除と共に,この2学期をしっかり振り返り,反省して,締めくくりたいものです。各御家庭でも,この2学期をお子さんたちと共に,振り返ってみてはいかがでしょう。

さやま茶手もみ体験学習 おいしいお茶ができあがりました

     
 震災以来あたたかい御支援をいただいている『気仙沼と共に歩む会 さやま』様による恒例の交流学習『さやま茶手もみ体験学習』が行われました。蒸して柔らかくした茶葉から水分がなくなるまで手もみをします。手もみをして,フライパンでから煎りし,また手もみをしてから煎りする・・・・・,何度も何度も繰り返し,最後には,普段飲んでいる茶葉のようにすっかり乾燥させてできあがりです。「ていねいにもめばもむほど美味しくなるんだよ。」と手ほどきを受けて,みんなで一生懸命茶葉をもみました。手のひらが,緑色に変色し,お茶の香りがつくほどです。できあがったお茶を入れてもらって,私もごちそうになりました。普段飲むお茶より,とても深入りの濃いお茶になりました。講師の方にたずねると,狭山地方の人は、『もっと濃いお茶を飲んでいますよ。』ということでした。
 大人も日本茶を飲む機会がめっきり少なくなってきていますから,子供たちはなおさらです。でも今日の体験学習をとおして、『日本茶の良さ』を再発見できたことでしょう。『色は静岡,香りは宇治よ。味は狭山でとどめ指す。』との説明もいただきました。最後に,講師の先生から,こんなお話しも「今日手もみをしてつくったお茶を家族の人たち,入れて飲ませてあげてください。それが今日の宿題で~す。」どうぞ今夜,子供たち(5・6年)の入れた狭山茶をじっくり味わってみてください。
 学習の記念に,全員小さな茶筒と急須のプレゼントもいただきました。さやまのみなさん,本当にありがとうございました。

ダメ ゼッタイ!薬物乱用防止教室(6年)

   
 「薬物乱用防止なんて,まだ早い,早い・・・!!」なんてお思いの親御さんたちも多いかもしれません。イヤイヤ,そんなことはありません。5・6年生の「保健学習」の内容『病気の予防』のひとつに『喫煙・飲酒・薬物乱用などは,健康を損なうもの』として規定されているのです。
 本日,気仙沼市保健所の薬剤師の先生と市の薬物乱用防止指導員の先生方をお迎えして,6学年で『薬物乱用防止教室』を行いました。危険薬物二はどのような種類があり,どのように健康を損なうのかなどの内容を小学生にも分かるように,しかも,あまり生々しい言葉や映像などを巧みに避けながらご指導いただきました。
 あこがれの芸能人・タレント・スポーツ選手などが薬物に犯されているニュースを見聞きしている児童ですが,その実態はほとんど「白紙状態」。しかし,この『白紙状態』が大切なんだと先生方は力説しておられました。何も分からない時に,『薬物はダメ,ゼッタイ手を出してはいけない!』ということを刷り込むことこそが,未然防止の最良方法なのだそうです。
 6年生は,真剣に授業を受けていました。授業後半には,「巧みに誘い込まれたら・・・・」を想定して,ロールプレイで誘いの断り方も学習しました。
 講師の先生方は,真剣な鹿折小6年生の学習態度に,「来てよかった。」と,お褒めの言葉を残して帰られました。本日はご指導大変ありがとうございました。

雪上カルタ大会(プレ大会) 1年生,雪を満喫!

   
 今朝は,今季一番の寒さでした。雪もちらつき,校庭は一面の雪。この機を逃してはと,1年生は業前の時間に校庭に飛び出し,一足早い『雪上カルタ取り』(プレ大会)で,雪を満喫しました。白山小学校の伝統的な学校行事でもある『雪上カルタ取り大会』は,統合した鹿折小学校でも昨年度実施しました。何せ,お天気のことですから,いつ手頃な雪が降ってくれるか分かりません。めざとくそれを感じ取った1年生が,小規模ながら,今朝楽しく遊んでいました。読み札を聞き終わると同時に,雪上をかけだし,あっちにこっちにと取り札を探し回ります。目指す札をとった時の喜びよう,応援のお友だちからも,ドーッと歓声が沸き上がりました。
 わずかな時間でしたが,冬ならではの遊びをみんなで楽しみました。特に,1年生は,これまでの経験がない分,楽しさが倍増した様子でした。
 さて,今季は期待できるほど雪が降ってくれるでしょうか。大人の期待感(不安感)とは別に,子供たちはたくさんの雪が降ってくれることを心待ちにしているようです。

書きぞめ特別練習開始 ~一筆に集中して~

   
 2学期もいよいよ大詰めを迎えました。今日の放課後から,希望者を募っての『書きぞめ特別練習』がスタートしました。若草ホールに集まった3年生以上の精鋭たちは,担当の先生のかきかたの説明(手本の説明)を聞いて,さっそく練習に取りかかりました。『どんな文字も,基本の点画の集合体です。基本を大事にして書きましょう。』との励ましを受けて,点,画,止め,はらいの練習をしました。若草ホールには,墨のにおいがいっぱいに広がり,それだけでなんだかしっとりと落ち着いた気分になります。一筆一筆,真剣に筆を走らせる姿から,何とも言えない緊張感が伝わってきました。冬の日暮れの関係から,練習時間は十分とれませんが,時間と期間が短い分,集中して頑張ってほしいです。
   
 午前中,3年生は,総合的な学習『鹿折の宝ものをさぐろう!~人・自然・もの~』で,「白山小唄」の歴史や内容を探っているグループが,講師を招いてお話を聞きました。これまで調べていて疑問に思ってることを直接講師にたずねる活動でした。次から次に質問が出され,講師の先生もうれしい悲鳴を上げていらっしゃいました。学校統合で『白山小唄』がこのまま消えてしまうのではないかと心配されており,学校に呼ばれてお話しができることは大変うれしいともおっしゃっていました。ありがとうございました。
 1年生は,図工で地元大島の詩人,水上不二の詩を題材に『感想画』を描いていました。『みどりの真珠』と『ライオン』という詩から得た感想を思い思いに描いていました。色鮮やかなたてがみのライオンとみどりの真珠に海の生き物が集まって眺めている様子を上手に描いていました。

 校舎裏の『西八幡公園(バーグマン公園)』に遊具が設置されました。寒い季節になりますが,楽しく遊具で遊ぶ子供たちの歓声が聞こえてくるようです。安全に楽しく使いましょう。