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平成28年度
鹿折情報通H28
大きく成長したネ。(1年,研究授業)
わずか8ヶ月。4月の小学校入学を思い返してみると,何とこの大きな成長ぶりに、あらためて驚かされます。今日の研究授業では,単に「計算ができるようになる。」という学習ではなく,これまで学習した方法ではない新しいひき算の方法をみんなで考えよう!という難題です。これまでのひき算は,12-3=という場合は,直接引けないことから、12を10と2に分け,考えやすい10ー3=7を計算して後に,分けておいた2をたして,7+2=9という具合に計算してきました。(10の合成・分解は基本中の基本で,1年生はみんな簡単に計算できるからです。)
今日は,同じ問題でも12個のケーキ,「10個は箱に入っていてバラが2個」です。「3個いただくとしたら,みんなはケーキをどんな風に食べるの?」という身近な生活場面から問題を作り出し,その食べ方から新しい計算方法を導く学習をしました。当然ことながら,普段の生活では,バラの2個をまずいただき,その後箱から1個いただき食べます。つまり,食べる3個を2個と1個に分け,まずはじめに2を引き(12-2=10)バラの分をなくします。その後にもう1引く(10-1=9)計算方法です。
頭をかしげながらもよ~く考え,この方法をみんなで導き出しました。(なかなか難しい勉強をしているでしょう。1年生でも・・・・)今日勉強したばかりですから,まだまだ自由に使いこなせるまでには至っていません。習熟するのはこれからです。
家庭学習やこれからの冬休みの時など,お子さんの勉強の仕方をそ~っとのぞいてみてください。お子さんの成長を実感できると思いますよ。
大健闘!二題 鹿折っ子 輝く。
26日(土)に,気仙沼小学校校庭を会場に『市立小学校交流サッカー大会』が開催されました。本校からは,5年生中心の有志でチームを組み参加しました。これまでPTAの作並さんをコーチに迎え,日没の早い中ではありましたが練習を重ね大会にのぞみました。予選リーグでは,津谷小学校と松岩小学校と対戦しました。6年生主体の相手チームに,果敢に挑み互角に試合をしましたが,善戦及ばず,予選リーグを勝ち進むことができず,惜敗しました。
試合後,作並コーチから力を尽くし善戦したことをほめていただき,『来年こそは,一勝を・・・!』と誓い合いました。勝利をあげることはできませんでしたが,鹿折っ子らしいさわやかな試合ぶりが光っていました。
コーチをして下さった作並さん,寒い中応援に駆けつけ,精一杯の声援して下さった保護者のみなさんに感謝申し上げます。ありがとうございました。
先日の『第8回ESDサイエンス・カフェin気仙沼』での研究発表を,朝会の時間を利用して,当日参加しなかった全校に向けて発表してもらいました。同じ学校のお友だちが,こんなにもすばらしい着眼と地道な調査や制作をし,研究としてまとめた成果を聞き,みんな驚いていました。あらためて普段の生活の中から『疑問の目』をもつことの大切さ,それを解明・解決するために『筋道立てて考え,実践すること』の大切さを2人のお友だちから学ぶことができました。
最後に「来年は挑戦してみた人は・・・?」と問うたところ,1~3年生の手が一斉に上がりました。(4~6年生の手はあまり上がりませんでしたが・・・・)すばらしいです。来年を期待したいと思います。
非常時の『心のスイッチ』 正しい判断と素早い行動
「防災ずきんをかぶり,ハンカチで鼻と口を覆いながら,無言で素早く避難。」今日の火災想定の避難訓練の様子です。とてもりっぱな避難の仕方だったと,消防署の方々にほめていただきました。
例年にないほど冬の到来が,今年は早いです。すでに各御家庭では,ストーブなどの火気を使用していると思います。これから心配されるのが,火気の不適切な使用や火遊びによる火事です。今日の避難訓練を頭と心に刻みこんで,火の用心に心掛けてほしいです。
とてもりっぱな避難訓練をほめていただきましたが,消防署の方々も心配されているのが,『大人不在時,子どもだけの時』の対応の仕方です。消防署の方から,先日の大地震と津波警報への対応はどうであったか・・・・を例に,『人は,緊急時でも自分は大丈夫。この程度の地震なら大丈夫。』と,勝手に安全だと決め込んでしまう『心のスイッチ』があるというお話しをいただきました。この『心のスイッチ』が,大きな被害につながる場合があるというのです。決して安全だと決めつけず,正しい判断と素早い避難行動が,たったひとつの命を守ることになります。今日のいただいた大切なお話をしっかりと心にとどめ,いざという時に素早く避難してほしいです。
しかし,最も大切なことは,火事を出さないこと。決して火遊びなどしないように,心に誓って下さい。
地震被害はありませんでしたか?~授業に集中~
22日早朝の地震と「津波警報」には,一瞬ヒヤリとさせられました。各御家庭におきましては,被害等はございませんでしたか?市教委より『臨時休校』の措置指示があり,午前中は,対応に振り回されましたが,午後『津波注意報解除』の報が出され,職員全員で手分けをして学区内の主に通学路の安全点検をしました。特に問題が見つからず,ホッと一安心しました。
元気に登校した児童でしたが,今日はこの冬一番の寒さ。業間『たてわり活動』も会場を体育館に移して『長縄跳び』を楽しみました。跳んでいる様子を見ると,みんな大分上手になってきました。間をおかずに次から次へと跳んでいました。
教室では,2年生が図工で新しい表現技法に挑戦していました。石けん水に絵の具を入れて,『色石けん水』をつくります。それをシャボン玉のように紙の上に泡にし,その色と形を定着させるのです。何とも不思議な『シャボン玉』の絵です。今日は『試し』の学習でしたが,できた色や形から,「○○に似てるな。○○みたいだぞ。」と思いを広げて,作品として仕上げていくようです。さ~て,2年生は,『シャボン玉』が偶然に描いた模様を何に見立てて,絵に仕上げるでしょう。とても楽しみです。
自ら『学び』を求めて サイエンスカフェ&高判形登山
19日(土)と20日(日)に,2つの大きな『学び』の機会がありました。一つ目は,19日(土)の『サイエンスカフェin気仙沼』です。日ごろ疑問に思っていることやいつか挑戦しようと思っていたことを,夏休みを利用して『自由研究』として取り組んだものの中で,特に優れている作品の発表会でした。本校から2名のお友だちが『気仙沼科学教育協会長賞』『気仙沼教育委員会教育長賞』に選ばれ,先日の仙台での発表に続いて,今回も大学の先生や市内の学校の先生方,お父さん・お母さん・家族の方々,市内小中学校の児童生徒のみなさん,100名を超す参加者の前での発表でした。二人とも,とても堂々と発表しました。
小学校では,担任の先生方に出された宿題を家庭学習として取り組むことが多いですが,本来あるべき『学び』の姿は,自分から求めること,求めるものだと思います。そのひとつの完成した姿が2人の発表によく現れていました。2人の発表を聞いて,普段から「なぜだろう?」「どうしてかなあ?」と疑問の心をもって,物事をよく観察すること,その疑問を解き明かすために結果を予想すること,そして,いろいろな方法で調べたり,試したりして疑問を解決すること,最後にそれを,人に分かりやすく説明・発表することの大切さをあらためて知らされた思いがしました。
Tさんは,採取した大昔の石器について,どのような役割があり,どのように使っていたのか等を専門家にたずねたり,本で調べたりして疑問を解き明かしました。最後には,調べた方法が正しいかどうか,大昔の人のように自分で石器をつくってみることも試しています。
Kさんは,公民館行事などに参加して気仙沼にいろいろな名所や旧跡が多くあることに気付くとともに,そのことがあまり広報されていないことから,『小学生記者』になって自分でホームページを開設し,できるだけ多くの人に気仙沼の良さを知ってもらおうとしました。小学生の目で見たものを小学生らしい感覚と文章でまとめています。
ぜひ,今度の朝会で全校に発表を聞いてもらい,『研究型の学び』の大切やおもしろさについて,知ってもらいたいと思います。とてもすばらしい研究でした。
(個人情報保護のために,名前は伏せてあります。また,顔も特定できなようなものを掲載しました。ご理解願います。)
もう一つは,20日(日)の『高判形登山』です。鹿折公民館主催の行事で,校歌に歌われている山に,道なき道を登る活動です。多くのお友だちが参加したようです。学校の勉強でこの高判形について学ぶ機会はありません。校歌に歌われながら,その実際を知らない人がほとんどです。だからこそ,学ぶ価値があるのだと思います。これも,機会を利用して,自分から進んで学ぼうとする『自主的な学び』です。
このように考えてみると,私たちの周りには,たくさんの『学び』のチャンスが転がっているような気がしますね。休日は,ぜひこのような学びの機会をどんどん活用して,自分の学びを広げてほしいと思います。
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