平成28年度

鹿折情報通H28

算数科指導法研修会 夏休み 先生方も勉強、勉強!

  
 塩竃市の小学校の先生をお招きして,『算数科指導法研修会』を開催しました。算数科の学習は,他教科に比べ,ひとつの答えを求めるという教科の特性から「できた・できない」が比較的ハッキリしがちな教科です。そのために,『好き・嫌い』が大きく分かれやすい教科でもあります。しかし,答えに至る道筋はいろいろです。その考え方にこそ,算数のおもしろさや便利さがあるのだとも言えます。
 そこで,算数科の学習のおもしろさに少しでも触れられるようにと願い,本日の研修会を企画しました。
 講師の先生の実践事例をうかがいながら,「問題との出会わせ方」「問題解決の見通しのもたせ方」「自力での解決のさせ方」「集団での話し合わせ方」などについて,ご講義いただきました。先生方は,担任するお子さんたちの顔を浮かばせながら,ひとつでも多くの授業づくりのヒントを得ようと研修しました。
 夏休みは,お子さんたちと同様に、先生方も『エネルギー充填の時』です。頑張ります。

第一学期終業式 68日間の御支援・御協力に心から感謝申し上げます。

   
 68日間の第一学期が,終わりました。これまでの教育活動に対します保護者の皆様方の御理解と御支援・御協力に心から感謝申し上げます。
 終業式では,代表児童3名が,それぞれに第一学期を振り返り,頑張ったことや心に残った思い出,そして,夏休みの目標を発表しました。(くわしくは,本日発行の学校だよりに掲載してありますので,じっくりお読みいただきたいと思います。)
 感想発表の中心は,どれも『運動会』『市内体育祭』『プールでの水泳』などの学校行事やそれに向けて頑張ったことの『体験・経験』でした。また,学習では,『できなかったことができるようになった。』喜びや成就感の発表でした。あらためて,子どもにとっての『体験・経験』の大切さと『成功感・成就感・満足感』を味わわせることの大切さを痛感しました。
 明日から始まる長い夏休みの過ごし方(過ごさせ方)に,この『体験を通して成功感・成就感を味わわせる。』ことが大きなヒントになるように思われます。ぜひ,親子で夏休みの計画立案の視点にしていただきたいと思います。
 今日の式では,さらに,6年生から全校へ『合奏のプレゼント』があり,式に花を添えてもらいました。曲は,少し前にTVコマーシャルで流れていたサラ・ボーンが歌った『ラヴァーズ・コンチェルト』。全校児童,うっとりと聞き入っていました。
 市内水泳大会の壮行式でも,代表の6年生から,大会での全力投球を誓う力強い決意表明があり,全校で拍手で健闘を祈念しました。

 明日から,いよいよ夏休みです。事故なく安全で健康にお過ごし下さい。そして,8月26日には,また元気に再会しましょう。

終業式前 手荷物いっぱい!

  
 「海の日」を含め3連休を元気に過ごしたお子さんたち。すでに,心は明後日からの長~い夏休みに向いているといったところでしょうか。
今日,下校するお子さんたちは,週の始めだというのに,まるで週末のような手荷物です。第一学期の学習材や作品など…,両手いっぱいです。
 手荷物の中には,第一学期を一生懸命駆け抜けた一人一人の頑張りが詰まっているはずです。
 「できなかったことができるようになった。」「苦手を克服した。」「分からなかったことが分かるようになった。」「新しいことを発見した。」「○○○について興味がわいた。」等々,あげれば切りがありません。これこそが,「子どもの成長」です。
 我が子がまだ小さかった頃,親は,「○○○ができた。」「○○○って言葉を発した。」「呼びかけに応えて,笑った。」など,ほんの些細なことにも喜びを感じました。しかし,いつの間にか,他と比較して,「○○○もできないのか!」「○○○も分からないの!?」と,つい我が子のマイナス面だけに目が行きがちになります。(学校にも責任の一端があるのかもしれません。)いくつになっても,「加点型の評価」で子どもたちを見ていたいものです。
 明日渡される「通信票」には,お子さんのよい点,伸びた点が担任からの所見として書かれてあります。どうかそれらをいっぱいほめていただき,長~い夏休みを元気に,安全で健康に,そして,かしこく過ごすために『原動力』にしていただきたいと思います。

一学期のまとめと優しい後押し

   
 たんぽぽ・おおぞら学級のベランダでは,キュウリ,カボチャ,オオバ,ジャガイモなどの栽培中の作物が大きく育っています。すでに収穫したのか,手洗い場には,『新ジャガ』がきれいに並べられていました。植えたときには,小さな種だったり,か弱い苗だったりしたのが,一生懸命な手入れとお世話でこんなにも大きく成長しました。(目をかけ,手をかけて育てれば,こんなにも・・・・・)我々教師の指導にも,お父さん・お母さん方の子育てにも通じる『教え』が詰まっているように見えます。
 3年生は,総合の的な学習の1学期のまとめに,5年生は家庭科の小物づくりに頑張っていました。
 間もなくやってくる夏休みへの期待が大きいはずの子どもたちですが,学習はしっとり落ち着いて頑張っています。さすが鹿折っ子たちです。
 職員室前の廊下には,「ガーベラ・カーネーション・リンドウ」の花がきれいに飾られています。以前にも紹介しましたが,用務の鈴木さんが,鹿折小の子どもたちに『季節の花で,季節の移り変わりを感じてほしい。気持ちをのびのび,ゆったりとしてほしい。』との願いから,飾って下さっています。
 子どもたちも先生方も,廊下を通るたびに,のぞき込んだり,香りを確かめたり・・・・・。心静かに後押しして下さる鈴木さんに感謝です。ありがとうございます。

雨,雨,雨・・・,一日中 雨!

   
 今日は,朝から雨,雨,雨・・・の天気です。湿気で教室廊下が滑るので,注意喚起の表示が掲げられるほどです。校庭も遊んでくれる人がいないので,何となく力を落とし、寂しそうに見えます。
 九州地方では,連日の豪雨で,土砂災害もたくさん起きています。4月の大地震の被害に,豪雨被害が加わって,さぞ苦しい生活を強いられているのではないかと思うと,胸が痛くなります。鹿折小学校のお友だちが書いて,みんなで作った『応援メッセージ』が,力になってくれればいいなあ~,願っています。
 そんな雨の天気に屈せず,鹿折っ子たちは,どの学級でも第1学期の学習のまとめに力を入れています。真剣さが伝わってきます。
 もう少しで,待ちに待った夏休みがやって来ます。今が踏ん張りどころです。頑張れ~!

幻想的な光りの中,あふれる歓声! (5学年PTA親子行事)

   
 暗幕で仕切られた理科室に入った瞬間,まるで『ファンタジーの世界』に舞い込んだような錯覚を覚えるほどでした。ロウソクの柔らかい炎の明かりが,『空き缶ランタン』の小窓からユラユラともれているからです。
 5校時目に「5学年PTA親子行事」として,松島自然の家から講師を招いて『空き缶ランタンづくり』が行われました。構造はいたって簡単。コーヒーの空き缶に,好きな絵や文字をデザインし,小さな穴を開けていくのです。穴を開け終わったら,缶の底にロウソクを立て,火をともすと,それはそれは,コーヒーの空き缶とは思えない程の美しさで柔らかな光を発します。
 火には,「暖をとる熱としての火」「明かりとしての火」「食物を煮炊きするための火」「敵を威嚇したり,攻撃したりする火」など,様々な役割・用途があります。今日は,それに「心を安らかにする癒やしの火」の役割が加わりました。教室中の児童の顔も,参加した保護者の皆さんの顔も,みんなとても穏やかな表情でした。そして,帰る時も,保護者の皆さんの手には「空き缶ランタン」と顔には笑みが,心には満足感や成就感が,あふれていました。
 今日の活動を企画してくださった5学年PTAの役員のみなさん,活動を指導してくださった松島自然の家の先生方 大変ありがとうございました。「学年PTA親子行事」の活動に,大きなヒントと足跡になりました。

市内水泳大会を目指して プールに水しぶき!

   
 今月27日(水)に,気仙沼小学校プールを会場に『市立小学校水泳大会』が開催されます。
 放課後,4年生以上で自ら挑戦してみたい子,先生に『頑張ってみろ!』と後押しされた子が,『放課後特別練習』に取り組んでいます。梅雨明け宣言はまだありませんが,夏の太陽が照りつける絶好のコンディションの中,熱の入った練習が行われています。鹿折小学校『トビウオたち』の精鋭たちです。
 水の中でも,『けのび』の姿勢をキープさせながら,少しでも水の抵抗を少なくして,速く泳ごうと頑張っています。キックを強く早く打つことで推進力を得,目指す『けのび』の姿勢がキープできます。ですから,先生方からは,「キック,キック!早く,強く・・・・!」というかけ声がさかんに水面に響いていました。
 スポーツには,『楽しむスポーツ』『競うスポーツ『野外スポーツ』など、いろいろ種類はありますが,水泳はどちらかというと,『競うスポーツで,克服スポーツ』の部類に入ります。つまり,厳しく,苦しいことが多いということです。
 でも,それにあえて挑戦している鹿折小の『トビウオたち』に,拍手を送りたいです。苦しさから逃げず,挑戦しようとする心は,きっとちがう局面で生かされるはずです。
 大会まで,あと二週間。頑張れ~!頑張れ~!

もったいない!「食物ロス」を減らそう。給食から・・・!

   
 日本の食物自給率は,39%(平成23年度)で,大半を輸入に頼っていますが,その一方で食べられる食料を大量に捨てているという現実があります。年間で500万トン~800万トンにも上るそうです。これを日本人一人当たりに換算すると,毎日おにぎり約1~2個分を捨てていることになります。多くの食べ物を輸入しながら,大量に捨てているのです。大切な食べ物を無駄なく消費し,「食物ロス」を減らしていくことは,学校給食でも折に触れて子どもたちに話し,大切に扱っています。
 今日の給食メニューは,「チンジャオロースー,チゲ風スープ,冷凍ミカン」でした。子どもたちにとっては,少し辛い感じもしましたが,1年生の教室をのぞいてみると,みんな「美味しい。美味しい。」と残さず食べていました。食缶は,ご覧の通り。
 震災を経験した私たちは,食べ物のありがたさを体験を通してよく知っています。「残食ゼロ!」を目標に,調理して下さる給食センターの方々に感謝しながら,これからも給食をいただいていきたいものです。
 御家庭におかれましても,「料理は食べられる量だけ作る。」「食べきれず残ってしまった場合は冷蔵庫で保存し,早めに食べる。」「中途半端に残った材料などは,別の料理に活用する。」など,食べ切る工夫をしてみましょう。それを見た子どもたちは,「食べ物の大切さ」をさらに強く実感することでしょう。
 夏休み前に,御家庭で「食物ロス」について,団らんの話題にしてみましょう。「もっったいない。もったいない~!」

歓声響く・・・!整備された公園とプールでの水泳学習水描く主

  
 いつかの近所の高倉様に引き続き,公園で遊んだり,学習したりする鹿折っ子のために,朝から市教育委員会の方と鹿折公民館の方々が総出で,校舎裏の『子どもPlay Garden』(バーグマン公園)の除草作業をして下さいました。梅雨時に伸び放題になっていた雑草がきれいに刈られ,これでまた思いっきり公園での活動ができるようになりました。
 暑い中作業して下さった方々に感謝,感謝です。ありがとうございました。
  
 久しぶりに顔を出した夏の太陽と伴って上昇した気温に,今日,ようやく『入水規準』を上回りました。ほとんどの学年で,この時とばかり・・・に,水泳学習に取り組みました。職員室にいてもプールからの歓声が,まるですぐそばで発せられているかのように大きく響いてきました。夏のこの時期しかできない『水泳学習』です。自転車と同じに,一度コツをつかみ泳げるようになれば,それは一生の宝となり,忘れられることはありません。
 水泳の学習は,7月と8月のわずか二ヶ月の短期間の勝負です。水の冷たさと怖さを克服して,自分の目標に向かって粘り強く頑張ってほしいです。
 『頑張れ~!鹿折っ子。トビウオになれ~!』

今日は『七夕』 毛筆で願い事を・・・!

   
 今日は,7月7日,『七夕』です。織り姫と彦星が,1年に一回しか会えないというのに,天気の悪い日が統計的にも多いようです。さて,今日は・・・・,案の定,曇り空で小雨が降ったり止んだりの天気です。(残念ながら,今年も二人はデートができそうにありません。)
 今日の『七夕』の日をうまく活用して,4年2組では,毛筆で短冊に願い事を書く勉強をしています。習字の作品には,名前はつきものです。練習した文字はうまく書けても,名前で失敗することがよくあります。(私もありました。お父さん・お母さん方にもそんな経験があるのではないでしょうか?)
 『毛筆の練習』と『七夕の願い事』 2つの学習課題に,お子さんたちはみな真剣です。不慣れな筆使いもなんのその,願い事をしたためていました。
「○○○(アイドルの名前)に会えますように・・・・!」「お小遣いが増えますように・・・・。」等,子どもらしい願い事や「テニスがもっと上達しますように・・・・」「テストで一〇〇点満点とれますように・・・・」と,今の自分の課題を分析して願い事にまとめていたり,「動物のお医者さんになれますように…」など将来の夢を書いたりしていたお子さんもいました。
 そんな4年生に刺激され,私も参加させていただきました。私は,『鹿折小学校の子どもが,もっともっともっと・・・・・,良い子になりますように!」と書きました。