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平成28年度
鹿折情報通H28
STOP!いじめ 人権教育出前授業(5年)
連日のように新聞やテレビで報道される『いじめ問題』。若くして自らの命を絶つ事案報道があるたびに,心が痛みます。そのような悲しいことが起きないように,起こさないようにとの願いから,仙台法務局気仙沼支局の協力をいただき,人権擁護委員の方々をお迎えしての『人権教育出前授業』を5年生で行いました。もちろんテーマは,『いじめなくそう!』です。
はじめに,具体的な生活場面の絵をもとに,いじめにはいろいろな形態があることを確認し合いました。『無視』『からかい』『いたずら』・・・すべて『いじめ』の始まりです。講師の先生の指導で,① もし自分がいじめにあったら・・・・?
② 友だちがいじめられているのを見たら(見つけたら)・・・・?
2つの問いに,一人一人が自分の考えを書き,それを「行動化」を目指して全体でまとめていきました。5年生が見いだした行動目標は,とても具体的で,核心を突いたものばかりです。
私が心打たれたのは,講師の先生の「今までにいじめられたことがある人・・・?」「友だちがいじめられているのを見たことがある人・・・?」「友だちをいじめたことがある人・・・?」の問いに隠すことなく,正直に答えていたことです。つまり,自分の心の中にある『闇』の存在をしっかりと自覚し,それを良心という心の鏡に映し出して,客観的に理解していると言うことです。ですから,5年生が,授業のまとめで見つけ出した答えは,決して『建前だけのお利口さんの答え』にはなっていないのです。
授業後に,講師の先生方もそのことに触れられていました。「とても素直で,いい子どもたちですね・・・・。」と。心がホンワカあたたかくなる週末のひとときでした。
BSーTBS『校歌を訪ねて』の取材を受けました!
BSーTBSの『校歌を訪ねて』という5分間番組の取材を受けました。全校で元気に校歌を歌っている様子や校舎の外観,校庭で元気に遊んでいる様子,真剣に授業を受けている様子,インタビューなどを取材していただきました。加えて,鹿折小学校のOBやOGの方々にも多数集まっていただき,なつかしく校歌を歌う様子も収録していただきました。(5分間の番組といえども,その何倍も何十倍も取材したり,収録したりして,そこから編集する大変さも垣間見ることができました。)
あらためて,本校の校歌の歌詞を読み返してみると,大震災で致命的な大被害を受けながら,今,地域の復興を目指して頑張っている『鹿折』をそのまま言い当てているような歌詞があることに感動しています。
日々に新たに,また日々に,新たに学ぶ 鹿折校
明るいであろう,きっと明るいはずの『未来』に向かって,力強く頑張れ!と後押ししているような『鹿折地区の応援歌』にも思えてきます。それを明るく元気に歌う子供たちに幸多かれ・・・!と願わずにはいられません。私たちは,ふんどしを締め直し,子供たちのためにさらに教育活動充実を目指します。
今日収録した番組の放送日と放送時間は,11月5日(土),夜8時54分から,BS-TBSで放送予定です。どうぞご覧下さい。
あの日の感動再び・・・!市内音楽祭で熱唱
19日,4年生が学校を代表して,市内音楽祭に出演しました。(私事ですが,37年間教員生活で初めて『市内音楽祭』を聴く機会の恵まれました。)
どの学校でも,それぞれの学校を代表するだけあって,どの演奏も歌もきれいで,さわやかで,迫力があって,聴く人を魅了する高い完成度でした。
私などは,1000人を超す人が入場できる広いホールのステージに立つというだけで,心臓がいつもの何倍も何十倍にもその鼓動を強くするようにさえ感じます。さて,我が校の4年生は・・・?実に堂々としていました。(「緊張した~ぁ!」とはいうものの,全くそれを感じさせない様子でした。)何といってもすばらしかったのは,いつも何倍も輝いていた『笑顔』です。歌のうまさに,さわやかな笑顔が加わり,最高にステージとなりました。
『歌の広がる学校』を目指して,これからは4年生がリーダーとなって,さわやかな歌声と笑顔の和を広げていってほしいです。
4年生の皆さん,よく頑張りました。ありがとう。
5年総合『鹿折の宝もの~つながろう 豊かな海と~
学芸会の興奮がまだまださめやらない中,5年生は,総合的な学習で地域の復興のシンボルである『水産加工工場』の見学に行ってきました。水産都市である気仙沼市の人口の約7~8割の人が何らかの形で『水産業』に関わって生活しています。ですから,水産業の復活が,気仙沼市の復興に直結しているといっても過言ではありません。復興しつつある水産業の諸施設やそこで働く人々の様子を見学することで,復興の先にある『気仙沼の未来』を見通してみようとする学習です。
5年生の目には,『気仙沼の未来』が明るいものに見えたのでしょうか?そうでないものに見えたのでしょうか?
5年生の学習は,これから『水産業から海そのものへ,そして,海と森林との関係へ・・・・・』とつながり発展していきます。その過程で,5年生は,何を『鹿折の宝もの』として見つけ出すのでしょう。『モチモチの木』の名演を披露した5年生の今後の学習を期待したいと思います。
ブロードウェイ,劇団四季にも負けない 鹿折っ子の熱演!
本日の演技は,どの学年もすばらしいものばかりでした。それぞれの学年の特色がよく生かされ,熱演につながっていました。
なかでも,6年生の劇『ああ無情』は,圧巻でした。ジャン・バルジャンの揺れ動く心の迷いを、細やかに表現していました。貧しい人を救おうと『悪心』と『良心』のはざまで迷い,つい悪に手を染めてしまうジャン。そして,良心の呵責に苦しむジャン。
子供たちは,この劇を通して,自分たちの心の中にも『悪と善』の存在していることを自覚し,つい『悪』を選択してしまう心の弱さも知り,それでも『善』を求めようとする人としての強い生き方について考えることができたのではないでしょうか。そんな『学び』を経験できるのが,『学芸会』なのだと思います。
素直に,のびのびとえんぎする子供たちの姿に、私たち大人も自分の日々の生き方について振り返るチャンスをもらったような気がします。
みんなよく頑張りました。そして,みんなありがとう!
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