平成28年度

鹿折情報通H28

ハァー高くそびゆる あの高判形ョ~ 『白山小唄』華麗に響く

  
 ハァー高くそびゆる あの高判形ョ~ 
 峰の小松は ヨイトサノセ 峰の小松は 我が心
 白山住みよい 心地よい
 
 『白山小唄』の一節です。
 今年度から,総合的な学習の時間の内容を一新し,『鹿折の宝もの』に焦点を当てた活動を,これまでの防災学習に加えることにしました。その一環として,3年生では,講師を招いて『白山小唄』の踊りの活動をしました。白山小学校では,学校統合前,毎年運動会で地域の皆さんとともに,全校で踊っていたのだそうです。歌詞に込められた人々の思いや踊りの振りを学ぶことをとおして,鹿折の歴史・伝統・文化の一端に触れようとするのが活動のねらいです。講師の先生の手ほどきで,少しぎこちない中でも,踊りを楽しみ,マスターしました。
 ふるさとには,人々が長く受け継いできたたくさんの歴史や文化が『宝もの』として残っています。それらを学習することによって,『鹿折のよさ』を再発見でき,ふるさとを愛する心を育てていけるのではないかと考えます。
 3年生は,この『学び』をどのように生かしていくのか,これからが楽しみです。こう御期待といったところでしょうか。

 猛烈な勢いの台風18号が,今夜から明日朝にかけて,東北地方を横断する予報が出されています。各ご家庭におきまして,くれぐれも被害に遭われませんように,十分に予防対策をお取り下さい。明日朝の対応につきましては,今夕,緊急メール等でお知らせいたします。さらに,明日朝の児童の登校につきましても,各ご家庭ごとにご配慮をいただきますようお願い申し上げます。

スポーツの秋 マラソン練習もスタート!

   
 鹿折地区市民運動会の大盛会の勢いを受けて,スポーツの秋,マラソン大会に向けての練習もスタートしました。学芸会の練習も同時に進められているので,マラソンは,業間時間での体力づくりの一環として,スタートさせました。子供とは不思議なもので,校庭にマラソン用のトラック線を引いただけで,一人,二人,・・・十人,二十人とその数を増しながら,マラソンの練習を始めるのです。
 今日は,そのスタートとして,業間時間に運動委員会のリーダーが準備運動のお世話をした後,トラック線にそって歩くことからはじめ,後はBGM一曲分,約3分間のランニングです。
 本校のマラソン大会は,長い伝統があり,校外のコースで大会が行われます。走距離は,低学年約1.5km,中学年約2km,高学年約2.5kmと,ハードコースです。大会までの1ヶ月間に,コースを走りきれる体力と気力をじっくりと,自分の力に合わせて鍛えていく仕組みです。
 昨今,学区内の復興工事が危険だということで,自家用車による送迎も日常化しています。しかし,いざという時は,安全な高台まで走って避難しなければなりません。防災・減災の視点からも,マラソンの体力と気力は,自分の命を守ることにもつながります。
 『無理』や『無茶』をする必要はありません。じっくりと練習に取り組み,体力づくりに努めてほしいです。 

学芸会練習 本格始動!名演を楽しみにしています。

   
 9月28日紹介した1年生の『おむすびころりん』を題材にした絵がいよいよ完成しました。とても面白い作品がズラ~リ!まぬけな顔をして真っ逆さまに穴に落ちていったのは,きっと欲張りじいさんの方なのでしょう。子供なりにお話しをよく理解し,性格や特徴をとらえ,それを絵に変換しています。すばらしい才能です。
   
 2年生でも,台本の読み込みが始まりました。『シン・かさ地蔵』という劇だそうです。本来の『かさ地蔵』のお話が,どのように様変わりしたストーリーになっているのか,今から楽しみです。名演を期待します。
 3年生は,算数の授業を大きく2グループに分けて,『少人数指導』です。少人数で指導することにより,学習内容の理解がグーンと促進されます。また,気軽に質問もできます。学級でのいつもの授業より,落ち着いて,しかも柔らかい表情で授業を受けていました。

秋晴れのもと 地区民運動会に鹿折の底力を見た! 

      
 快晴,無風の秋晴れのもと,鹿折地区市民運動会が本校校庭で開催されました。震災で一時途絶えましたが,復活して3回目の運動会ということです。グランドを見渡すと,地区表示のテントが並びます。当たり前の市民運動会の光景ですが,その中に『オープンA』『オープンB』『オープンC』と表示されたテントがあります。震災で失われた地区用のテントです。住まいも故郷もなくなったけれど,年に1回の運動会は,「鹿折地区にぜひ参加した~い。」との切なる願いに応えた実行委員会の配慮です。
 「おおお~お,元気にしてたかぁ~?!」「元気,元気!」「今年も来たよ。」「待ってたよ。」テント前で交わされていたそんな会話に,胸の奥からなんだか熱いものが込み上げてきました。
 鹿折地区の運動会の特徴は,小学生・中学生の種目参加とても多いことです。中学生などは,特に部活のユニフォームを着て,その元気を主張し,運動会を盛り上げてくれました。種目への真剣な取組にも感動しました。
 彼らが意識しているかどうかは定かではありませんが,「未来の鹿折地区を担うのは,ぼく達だ。私たちだ。」「ぼく達,私たちから,元気を発信しなければ・・・・・!」そんな心をって参加しているのかもしれません。(そんな心をヒシヒシと感じました。)
 今日参加した地区民の方々は,小・中学生の姿から,また新たに『地域復興の底力』を感じ取ったのではないでしょうか。すばらしい地区民運動会でした。 

鹿折ボランティアクラブの皆さん 除草奉仕 ありがとうございました。

   
 雨上がりの今日,鹿折ボランティアクラブの11人の皆さんが,子供たちのためにと,校庭周辺の除草奉仕作業をして下さいました。プール脇から希望の丘周辺までです。雨上がりで草は抜きやすいとは言え,腰をかがめたり,しゃがんだりしながらの作業は,大変きついです。それでも,「孫たちがお世話になっているから・・・・。」と,申し出て下さったのです。何袋のもゴミ袋にいっぱいの草を除草していただきました。
 鹿折小学校に学ぶ子供たちを支える力が,地域にもたくさんあるのだなあ・・・・と,とてもうれしく思います。このあたたかい心をしっかりと受け止め,さらに教育活動に力を注いでいきたいと思います。鹿折ボランティアクラブの皆さん 大変ありがとうございました。