毎月の第２･第４木曜日は，『業間縦割りタイム』です。１年生～６年生までが赤組・白組それぞれ６班ずつ，計１２の『縦割り班』をつくり，年間を通して主に『運動や遊び』と『季節や学校行事に応じた活動』をせっていして，仲間づくりをしています。
　昔，子どもは，いつでもどこでも徒党を組んで，遊んでいたものです。その中で，集団のルールを学び，年上は年下をいたわり，年下は年上の憧れる気持ちを育てたり，時にはトラブルを起こし，我慢することを覚えたように思います。今は，人口減少と少子化が進んだことにより，家庭や地域の中で，『上下関係』を体感することが少なくなっています。そこで，多くの学校で意図的に『縦割り活動』を取り入れているのです。
　今日は，体力づくりも兼ねて，『縦割りリレー』をしました。１～６年生までがバトンに自分たちの班の勝利を託し，つないでいくのです。それはそれは大盛り上がりでした。足の速い子もそうでない子も，勝っても負けても…・・，とても清々しい光景でした。
　これからも，縦割りリレーを継続したり，長縄跳びをしたり，鬼遊びをしたり，いろいろ活動を工夫していきます。また，学校花壇（園）の植栽活動や除草管理など季節にあった活動も計画しています。
　『縦割り活動』を通して，仲間づくり，集団のルール，いたわり・尊敬，そして，我慢などたくさんのことを学んでほしいです。　

　　
　運動会終了後，ずーっと好天が続いています。夏を思わせるような暑さすら感じます。
　そのような暑い夏に向かって，今日は，水泳学習に備え『プール掃除』を行いました。昨年秋に，濾過器の電源を切ってから，ほぼ半年，その間の汚れがドッサリ，ギッシリ状態です。
　掃除時間と掃除場所を全校に割り振って，リレー方式での『大掃除』です。お子さんたちは，楽しい水泳学習への期待を胸に，一生懸命掃除に取り組んでいました。何といっても，５・６年生の働きぶりは，さすが『学校のリーダー』です。隅々まで，念には念を入れて行っていました。
　全校のみなさん，暑い中，本当にお疲れさまでした。

　連日続く「夏」を思わせるような暑い日々に，一服の清涼剤のように毎朝教室から聞こえてくるのは，１年生の歌声。今月の歌『風になる』（アニメ，猫の恩返しの主題歌）です。歌詞はちょっぴり大人の歌詞ですが，１年生が歌うと何とも心がホンワカしてきます。
　鹿折っ子たちは，歌が好きで，とても上手なので，普段から『歌声が大きく広がる，心優しいあったか～い学校』にみんなでしていきたいです。

　
　先週の金曜日に引き続き，今日は，『業間時間　自由遊びの最中に地震が起きたら・・・・・』を想定しての避難訓練を行いました。
　校庭いっぱいに自由に遊んでいる中，緊急放送が流されました。放送内容を聞き，すぐに校庭中央に集合し，『ダンゴムシ』のポーズで全員避難。校舎内にいたお子さんたちも先生方の誘導で，素早く校庭に避難しました。
　今日の訓練でも，私語は聞かれず，本当に真剣に訓練に臨む鹿折っ子の姿がありました。防災意識の高さと自分の身を守るための防災管理技術の確かさを今日も見て取ることができました。すばらしいです。今日も子ども達に『１００点満点，ハナ丸』をあげました。
　
　学習園のジャガイモも狭山のお茶の木も，すくすく育っています。まるで，鹿折っ子と同じです。子ども達もジャガイモもお茶の木も，このまますくすく育ってほしいです。

　　　
　雨のため延期していた『地震想定の避難訓練』を実施しました。
　９：４０　大地震が発生したとの緊急放送が校舎中に流れました。指示に従って，素早く机下に避難，机の脚をしっかり握って，頭やおしりがはみ出ないように，１年生もりっぱに避難できました。
　次に，揺れが収まったので，校庭に避難するように指示が出されました。みんな防災ずきんをしっかりとかぶって，頭を保護しながら，一時避難しました。ムダ話など一切聞かれません。鹿折っ子の訓練への真剣さが伝わってきました。
　さらに，大津波が襲来する恐れがあるとの判断で，学校の西側高台へ二次避難を開始しました。この時，鹿折小学校ならではの避難方法が，６年生は１年生の，５年生は２年生の手を引いて，素早く，しかも優しく避難誘導することです。４月に入学して２ヶ月しか経っていない１年生も安心して避難することができました。
　避難完了するまで，約８分。早い津波到達まで１０分といわれているなか，すばらしい避難訓練ができました。
　今日の様子を見て，鹿折っ子には，確かな防災の知識も，避難の技能も，命を守ろうとする心も，しっかり育っていることを実感しました。
　これからも『津波　てんでんこ』（自分に命は自分で守る）を心にとどめ，万が一の場合，特に，おうちに居る時，遊んでいる時，近くに大人の人がいない時に，適切に命を守る避難行動ができるようにしてほしいと思います。御家庭でもこの機会に，大人不在の時の自宅からの避難の方法について，ぜひ親子で話し合ってみて下さい。

　　
　６月１日の『市内体育祭』の予備日として，１日～３日まで学校給食がストップし，『お弁当の日』となりました。
　昼食時間には，それぞれおうちの人に作っていただいた『お弁当』を広げ，それはそれはみんな美味しそうに食べていました。（こんな日がもっとあればいいなあ～！）そんな心の声が聞こえてきそうでした。
　その後，１年生は『初めてのお掃除』に挑戦。これまでは，６年生のお兄さん・お姉さんのお手伝いをもらっていた教室のお掃除を，今日から自分たちで行うようになります。担任の先生と支援員の先生に，手取り足取りの指南を受けて，隙間ができないように，横に拭いては，少し下がってまた横に拭く……，なかなか思うようにいきません。
　でも，何だかみんな楽しそうでした。
　日本の学校教育のなかでは，教科の学習ばかりでなく，給食指導も清掃指導も，大切な指導内容になっています。子ども達の将来を見通して，自分の教室は自分たちできれいに…，の気持ちの醸成もあわせて，しっかり指導していきます。

　　　　
　　
　第１０回気仙沼市立小学校体育祭が，気仙沼小学校を会場に開催されました。（唐桑町・本吉町との市町合併後の１０回です。それ以前を含めると，５０年以上の歴史がある大会です。私が小学生の頃もありました。）
　昨夜の雷雨にも驚かされましたが，今日の強風にも閉口しました。天気がよく，昨夜の雨でグランドコンディションもよかっただけに残念でなりません。
　鹿折小学校の選手は，練習の成果も含めて，それぞれもてる力を発揮し，頑張りました。なかには，つまずくなどのアクシデントに見舞われたり，僅差で勝利を逃してしまったりした選手もいたので，一層悔しさが募ります。ですから，入賞の数だけで，鹿折の子ども達を評価してほしくないと思います。
　しかし，鹿折といえば，「文武両道，何をやっても・・・・・，常勝」といった歴史と伝統があります。我々指導者は，これまでの指導のあり方を真摯に厳しく評価・・反省しなければと思っています。
　運動会練習と並行しての児童の健康管理，そして本日の熱い応援，大変ありがとうございました。また，早朝から応援テントの運搬や設営，そして，大会終了後の撤収作業まで御協力下さった小山ＰＴＡ会長さんはじめ役員みなさん　大変ありがとうございました。

　　　
　天候が少し心配ですが，いよいよ『市立小学校体育祭』が，明日に迫りました。今朝は，その壮行式と試走を行いました。これまで，運動会練習と並行して，しかも５･６年生全員で，練習をよく頑張ってきました。この約１ヶ月の間の練習を通して，きっと今年度鹿折小学校をリードする『意欲とパワー』を身につけることができたことと思います。
　選手の皆さんは，６年生代表の激励の言葉に力をもらい，天をも突くような応援団の声に，明日の頑張りを誓ったにちがいありません。
　大会での『勝ち負け』より，これまで一生懸命練習を頑張ってきたことに，価値を見いだしたいです。応援する側は声援で選手に力を送り，選手は応援の声に後押しされる，この関係が鹿折小学校の『宝物』としたいと思います。明日は，みんな心をひとつに頑張ろう！
　
　２時間目には，『防犯教室（不審者対応）』を行いました。気仙沼警察署のおまわりさんが扮した不審者に対して，職員室の教職員総出で，校舎への侵入を阻止します。児童は，緊急放送で体育館へ避難，その後，体育館を内側から施錠して，不審者の侵入をシャットアウト！そのような流れの訓練を行いました。
　体育館での全体指導では，『いかのおすし』の対応を再確認し合ったり，『子ども１１０番の家』についてお話しいただきました。
　『いかのおすし』とは，
①　「いか」：知らない人には，絶対ついて「いか」ない。
②　「の」：知らない人の車には，絶対に「の」らない。・・・・お話しがじょうずな優しい人もいるようですヨ。
③　「お」：『おお』きな声を出して，助けを求める。・・・・「助けて～！」
④　「す」：不審者に声をかけられたり，連れ去られそうになったら，「す」ぐ逃げる。
⑤　「し」：不審者に声をかけられたり，連れ去られそうになったら，そのことを必ず大人に「し（知）」らせる。
　と言うことです。ぜひ御家庭でも，もう一度お子さんと確認し合って下さい。

　　　
　今朝の児童集会で，ＪＲＣ委員会が中心になって『ＪＲＣ（青少年赤十字）加盟登録式』が行われました。
　赤十字活動は，第一次世界大戦時に，アンリー・デュナンが，負傷した兵士や一般市民を敵・味方の区別なく手厚く看護したことが活動の始まりで，ＪＲＣは，青少年にその精神を受け継ぎ，未来まで発展させてほしい（発展させる）ことを目的に，世界中で行われている活動です。本校には，そのＪＲＣ活動を推進する委員会があり，年度の初めに毎年『加盟登録式』を行い，誰に対しても分け隔てなく公平に，思いやりの心を持って接し，善行を行うことを目指しています。
　はじめに，ＪＲＣの活動について，パソコンをスクリーンに映し出し，活動の概要を説明してもらいました。会では，『健康・安全』『奉仕』『国際理解・親善』を実践目標に，主体性をはぐくむために『気づき』『考え』『実行する』ことが態度目標に掲げられています。
　本校では，『月末の１年募金』と『ニコニコポストとありがとうの木』の活動を行っています。今年も，それらを続けていきます。これらの活動を通して，全校に『優しい思いやりの心』が育ってくれることを願っています。また，学校が再開されたという熊本県のお友達にも，何か『励ましのメッセージ』でも，まとめ，届けられればいいなあ～と思っています。

　　　
　昨夜から，雨の天気。予定されていた『避難訓練』も『市内体育祭の練習』も中止となりました。その分，「エネルギーを学習に集中・・・！」といったところです。
　１年生は，生活科の勉強。先日，植えた『アサガオの種』（植え残った種）を観察して，観察ノートにスケッチしていました。小さな小さな種ですが，形・色などの特徴をよく観察してスケッチしていました。先生が机間指導しながら，着目してほしい種の特徴についてアドバイスしていました。子ども達も，うなづきながら，種を観察していました。
　２年生は，図工と国語。
　図工では，紙粘土を使って，かわいい動物や小物をつくって，着色していました。私が教室をのぞくと，「私のを見て・・！ぼくのも・・・！」と自信満々紹介してくれました。みんな見てほしいのですね。そして，ほめてほしいのですね。ここに，低学年ならではの，指導のポイントがあります。子どもは誰かにほめ，認めてもらいたい存在なのです。学校でも家庭においても，心掛けたいですね。
　国語は，「話されたことを正しく聞き取る勉強」でした。２人組で，一人が教材文を読み上げるのを，「はじめに」「つぎに」「さいごに」の順序を示す言葉を手がかりにして，正しく聴き取り，「串団子」の絵を完成させるのです。正しく聞き取らないと，描いた絵は「串団子」にはなりません。真剣にメモをとりながら，友だちの話に耳を傾け，聞き取ったことを自分の中で再構成して，絵に表していました。とても高度な学習です。
　今度は，クイズ形式でいろいろなものを「はじめに」「つぎに」「さいごに」を使って説明させ，聞き手にそれを絵で表せる学習に進んで行くのかな・・・？何だか楽しそうだなあ～！