平成28年度

災害公営住宅屋上から,復興の今を眺める(5年,防災学習)

      
 災害公営住宅は,災害時に緊急の『避難ビル』に指定されています。鹿折地区に8棟完成し,居住が開始されたことを受け,緊急時の避難場所の確認のため,防災学習として5年生が見学してきました。今日の学習の目的は,緊急避難ビルに指定されている公営住宅の様子や屋上への避難の仕方について学ぶこと,休日などに地域で遊んでいて緊急事態が発生した時に,どこからどの道を通って『緊急避難ビル』へ向かえばよいか屋上から俯瞰すること,そして,何より地域が今どこまで復興を遂げているのかその実際を,空を飛ぶ鳥になったつもりで見て,知ることの3つです。強い風の吹く中でしたが,5年生はみな真剣に説明に耳を傾け,自分の目を地域を確かめていました。
 5年生は4月から鹿折小の最高学年です。もしもの場合は,年長者として下の学年の子たちをリードして避難する局面も出てきます。自分の命は自分で守ることと共に,弱い立場の人をいたわり,導く役割を担う重要な存在です。そんなことも屋上から地域を眺めながら,考えたのではないでしょうか。頼むよ。5年生!