平成28年度

いよいよ大詰め 学芸会!公開に期待高まる!

  
 先人はよく考えたものです。学校教育において『学芸会』という行事は,なくてはならないとても大切な行事であると私は思います。なぜなら,芸人や俳優(女優)を目指す人以外は,一生のうちで何かに扮して芝居をするという経験は,『学芸会』の他にありません。つまり,人の一生で1回か2回かしか経験ができない貴重な『場』であるということです。
 自分以外の誰かに扮して演技することで,その登場人物の心を客観的に観察することができます。自ずと日常生活の中でも,知らずに相手(友だち)の心を慮る素地を育てることができると思うのです。その貴重な体験を,今,鹿折っ子たちは,懸命に重ねています。
 出張が多く,練習の様子を見ることがなかなかできませんが,6年生の劇『ああ無情』のクライマックス場面の練習を見ました。『NOマイク』でのセリフ,照明効果も自分たちで分担,セリフのない人の演技こそがポイント・・・・,いろいろな工夫を感じました。担任も『俳優』になり,大きな声でセリフを言い,身振り・手振りで自ら演技をして見せながら・・・・・,それはそれは,熱のこもった指導風景・練習風景でした。6年生から,熱~いエネルギーのほとばしりが伝わってきました。