平成28年度

幻想的な光りの中,あふれる歓声! (5学年PTA親子行事)

   
 暗幕で仕切られた理科室に入った瞬間,まるで『ファンタジーの世界』に舞い込んだような錯覚を覚えるほどでした。ロウソクの柔らかい炎の明かりが,『空き缶ランタン』の小窓からユラユラともれているからです。
 5校時目に「5学年PTA親子行事」として,松島自然の家から講師を招いて『空き缶ランタンづくり』が行われました。構造はいたって簡単。コーヒーの空き缶に,好きな絵や文字をデザインし,小さな穴を開けていくのです。穴を開け終わったら,缶の底にロウソクを立て,火をともすと,それはそれは,コーヒーの空き缶とは思えない程の美しさで柔らかな光を発します。
 火には,「暖をとる熱としての火」「明かりとしての火」「食物を煮炊きするための火」「敵を威嚇したり,攻撃したりする火」など,様々な役割・用途があります。今日は,それに「心を安らかにする癒やしの火」の役割が加わりました。教室中の児童の顔も,参加した保護者の皆さんの顔も,みんなとても穏やかな表情でした。そして,帰る時も,保護者の皆さんの手には「空き缶ランタン」と顔には笑みが,心には満足感や成就感が,あふれていました。
 今日の活動を企画してくださった5学年PTAの役員のみなさん,活動を指導してくださった松島自然の家の先生方 大変ありがとうございました。「学年PTA親子行事」の活動に,大きなヒントと足跡になりました。