平成28年度

モンスターゴールドに思いを馳せ・・・!(6年・総合)

     
 マルコポーロが活躍した時代,日本は,『ジパング』(黄金の島)として,ヨーロッパの国々に紹介されました。その中心は,何といっても平安時代末期の『平泉の藤原氏・黄金文化』です。平泉が世界文化遺産に登録されたことによって『藤原氏・黄金文化』は,一層脚光を浴びるようになりました。気仙沼に住む人なら誰でも知っているように,その藤原氏の黄金文化を支えたのが『鹿折白山の金山』です。モンスターゴールド(現在は,実際の1/6に分割されている。)が,37年ぶりに里帰りする計画も持ち上がっています。しかし,身近にこのような『宝もの』(学習の素材)があるのに,その実際をくわしく知る人は,あまりいないというのも事実です。
 そんな実態から,鹿折金山と藤原黄金文化の関係を学習に取り入れようとしているのが,6年生の総合的な学習です。
 今日は,鉱山跡地と金山資料館の見学をしてきました。金山資料館長さんと鹿折公民館長さんを講師に,山に分け入って体験見学してきました。これから,歴史をさかのぼり,6年生の学習が進んでいきます。社会科の歴史学習と連携しながら,いろいろ深く学習できるのではないかと,期待しています。