平成28年度

この冬一番の寒さ。されど,鹿折小には春風が吹く

   
 今日は,小雪が舞う今季一番の寒さでした。(「♪♫ネコはこたつで丸くなる♫♪」の歌ではありませんが,何をするにも寒さが邪魔をして,おっくうで仕方がありません。)そんな中,鹿折小学校には,春のいち早い到来を思わせる『あたたかな風』が吹き込んでいます。(心がホンワカあたたかくなります。)
 一つ目は,職員室前の廊下に飾られている生花です。お正月を祝う松・赤い実の千両・蝋梅(ロウバイ)が,きれいに生けられています。子供たちも、足を止め見入っています。これは,用務の鈴木さんがご厚意で,季節季節の花を飾ってくださっているのです。鹿折っ子たちに,季節を感じ,心穏やかに生活してほしいとの思いから・・・・。その思いに感謝しつつ,心があたたかくなります。
 2つめは,『さやま茶畑』の冬越しです。お茶の木は,寒さをとても嫌う植物です。ですから,鹿折小学校の茶畑が北限といってもよいかもしれません。「共に歩む会・さやま」の方々から寄贈されたお茶の木を枯らしてはならぬ・・・・と,6年生が中心になって冬越しのネットをしてくれたのです。ご恩を忘れず,それに答えようとする心と取組にも心があたたかくなります。
 3つめは,下校のあいさつです。これまでのずーっとそうでしたが,低学年のお友だちが下校時には,決まって,職員室の校庭側の戸を開けて元気に『サヨウナラ』とあいさつをして帰るのです。とてもすばらしい習慣だと感心しています。『サヨウナラ』の声には,「今日も一日楽しかったよ。」「明日も元気に登校しま~す。」そんな気持ちが込められていることをひしひしと感じることができます。
 そんな一足もふた足も早い「春風」を感じられるのは,私だけでしょうか。
 鹿折小学校には,こんなあたたかな春風が吹き込んでいます。うれしい限りです。