平成28年度

Web縄跳び スポーツの秋 これで体力up!

   
 震災以降,宮城県内の児童生徒の体力低下・運動不足が大きな問題のひとつになっています。その解決の一助にと,県教委では「Web縄跳び」を進めています。必ず学級全員で取り組むこと,回し手の一人は先生でもよい,3分間で跳んだ回数を競い合うといった統一ルールで,結果をWeb上に登録して,全県で競い合うという取組です。運動委員会の紹介後に,さっそく全学級で挑戦しました。
 「おおなみ,こなみ」もままならない1年生も9回跳ぶことができました。最後の結果発表では,6年生の130回越えの記録を聞いて「ウワーッ,すご~い。」そんなため息が,1年生から聞こえてきました。スポーツの秋,Web縄跳びも,休み時間の遊びのひとつに加え,頑張ってもらいたいです。
 その中で,感心したことがあります。運動の得意不得意がある中,タイミングをはかれず引っかかってしまう子がどこにもいます。「だめだ~!記録が出ないのはおまえのせいだ。」とか「何やってんだよ~!」とか失敗した人を責める発言があるものです。鹿折小学校には,そんな声はありません。むしろその子その子にあったスピードで加減して長縄を回しているのです。そんな姿を見て,何だか心がホンワカ温かくなりました。(9月12日,朝の記事です。)