平成28年度

ブロードウェイ,劇団四季にも負けない 鹿折っ子の熱演!

           本日は,学芸会にご来校いただき,大変ありがとうございました。最後のプログラム,「閉会のことば」まで,多くの皆さんにご観覧いただきました。学年を越え,『鹿折小学校の子供たち』として温かく見守ってくださっているそのあたたかさに感謝申し上げます。
 本日の演技は,どの学年もすばらしいものばかりでした。それぞれの学年の特色がよく生かされ,熱演につながっていました。
 なかでも,6年生の劇『ああ無情』は,圧巻でした。ジャン・バルジャンの揺れ動く心の迷いを、細やかに表現していました。貧しい人を救おうと『悪心』と『良心』のはざまで迷い,つい悪に手を染めてしまうジャン。そして,良心の呵責に苦しむジャン。
 子供たちは,この劇を通して,自分たちの心の中にも『悪と善』の存在していることを自覚し,つい『悪』を選択してしまう心の弱さも知り,それでも『善』を求めようとする人としての強い生き方について考えることができたのではないでしょうか。そんな『学び』を経験できるのが,『学芸会』なのだと思います。
 素直に,のびのびとえんぎする子供たちの姿に、私たち大人も自分の日々の生き方について振り返るチャンスをもらったような気がします。
 みんなよく頑張りました。そして,みんなありがとう!