平成28年度

PTA親子防災教室 未来の鹿折を夢見て!

         
 恒例の『PTA親子防災教室』が行われました。復興工事を請け負ってる『清水JV』様の全面協力により、地区全体の復興工事の進捗状況をドローンを使った映像で見せていただきました。(実際にドローンを飛ばしていただきました。)休日などに工事現場近くを歩いていたり,友だちと遊んでいたりした時に,地震など大きな災害が起きたら,蔵底・栄町付近は,安波山方面の高台へ,浪板地区付近なら鹿折中学校の高台へ,そうでない時は,復興公営住宅が『津波避難ビル』になっていることから、外側の非常階段を上まで上って避難することをドローンが撮影した映像をもとにみんなで確認し合いました。それが今日の学習会のねらいの一つ目です。その後,その工事が完成したら,鹿折地区がどのような新しい街に生まれ変わるのか予想映像も見せていただきました。(参加者からは,ウォーーーッと,ため息にもにた大きな歓声が上がりました。)
 一日も早く復興工事を完成するための必要条件は,『安全な工事』です。安全工事を支えるのは,もちろん『事故防止』です。そこで,大型の工事車両が抱える「危険」を実際に運転席に乗せていただくことで,体験させてもらいました。それが今日の学習会のねらいの2つめです。運転席からは,見えにくかったり,まったく見えない『死角』があること体験を通して知りました。
 最後に,参加した児童は,①作業中に工事車両や工事機械に近づかないこと,②ダンプカーなど工事車両の周りで遊んだり,近づいたりしないこと,③立ち入り禁止の看板や柵があるところに入らないこと の3点を清水JVの方々に約束しました。
 小春日和の中,地域を知ったり,未来を見通したり,危険を理解したり・・・・,親子でとても有意義な研修ができました。清水JVの皆さん,今日は,大変お世話様でした。また,学習会を企画・運営してくださったPTA校外生活部の鈴木部長さんはじめ部員の皆様,大変お疲れ様でした。そして,ありがとうございました。