平成28年度

理科の楽しさ,科学のおもしろさ(D.フォース理科実験教室)

         
 日本超一流の大企業の技術部門の第一線を退いた役員OBの方々が,自分たちの専門知識を生かし,『子供たちに科学のおもしろさ』を広げようと結成した団体『ディレクト・フォース』。今年も,今日,鹿折小学校に来てくださいました。
 5年生は,『風車づくり』の実験。風車を使って発電する『風力発電』の仕組みを実験をとおして学びました。6年生は,『飛行機づくり』。「飛行機はなぜ落ちないのか?」という疑問をドライヤーとスプーンを使った実験で再現して見せてくださいました。2つの教室は,驚きの歓声の連続。さすが,プロ中のプロの作り出す実験は,ひと味もふた味も違います。(私たち小学校教師は,まったく歯が立ちません。)普段の理科の学習では学ぶことのない内容ですが,子供たちにとっては,普段疑問に感じている2つの内容を,本当に分かりやすく,しかも楽しく実験をとおして教えてくださいました。
 ディテクと・フォースの皆さんは,今年これまでに全国150ヶ所以上の学校を巡回していらっしゃるそうです。特に,震災後には,被災した福島・宮城・岩手の学校には,支援活動の一環として毎年来てくださっています。午前中には気仙沼小学校を,昨日は中井小学校を訪問したそうです。1月には,津谷小学校・小泉小学校を訪問予定だそうです。
 今日の『理科実験教室』をきっかけに,科学に目覚め,将来,鹿折小学校から科学者が誕生するかもしれません。これからの鹿折小学校の子供たちの頑張りを楽しみに期待しましょう。
 ディレクト・フォースの皆さん,今日は大変ありがとうございました。