平成28年度

『津波 てんでんこ』命を守る 避難訓練

   
 雨のため延期していた『地震想定の避難訓練』を実施しました。
 9:40 大地震が発生したとの緊急放送が校舎中に流れました。指示に従って,素早く机下に避難,机の脚をしっかり握って,頭やおしりがはみ出ないように,1年生もりっぱに避難できました。
 次に,揺れが収まったので,校庭に避難するように指示が出されました。みんな防災ずきんをしっかりとかぶって,頭を保護しながら,一時避難しました。ムダ話など一切聞かれません。鹿折っ子の訓練への真剣さが伝わってきました。
 さらに,大津波が襲来する恐れがあるとの判断で,学校の西側高台へ二次避難を開始しました。この時,鹿折小学校ならではの避難方法が,6年生は1年生の,5年生は2年生の手を引いて,素早く,しかも優しく避難誘導することです。4月に入学して2ヶ月しか経っていない1年生も安心して避難することができました。
 避難完了するまで,約8分。早い津波到達まで10分といわれているなか,すばらしい避難訓練ができました。
 今日の様子を見て,鹿折っ子には,確かな防災の知識も,避難の技能も,命を守ろうとする心も,しっかり育っていることを実感しました。
 これからも『津波 てんでんこ』(自分に命は自分で守る)を心にとどめ,万が一の場合,特に,おうちに居る時,遊んでいる時,近くに大人の人がいない時に,適切に命を守る避難行動ができるようにしてほしいと思います。御家庭でもこの機会に,大人不在の時の自宅からの避難の方法について,ぜひ親子で話し合ってみて下さい。