平成28年度

知性とは情緒である(内田 樹氏曰く)

   
 4時間目の終わりに,1年生の担任が,感動とうれしさを抑えきれないといった表情で,職員室に駆け込んできました。「はやく,はやく!子どもたちの作品を見てくださ~い。」というのです。私も,急いで1年生教室に向かいました。するとどうでしょう。写真にあるような作品が教室中にきれいに掲示されてあったのです。思わず,「あああ~,みんなすご~い!」と,大きな声をあげてしまいました。
 よ~く見れば見るほど,そのすばらしさが伝わってきます。
① 折り紙をきれいに折って,はさみで切り抜く巧みさ。(ずいぶんハサミがじょうずに使いこなせるようになったなあ~)
② 偶然にできあがった形から,思いを広げ,いろいろ描き加え,絵に表している心の豊かさ。(花,虫,鳥,チョウチョ,人の顔などいろいろ。発想の広がりの豊かさにびっくり!)
③ 絵の中に自分や仲のよいお友だちが描き込まれてあり,友だちとの楽しい学校生活が垣間見れたこと。
④ 色使いがきれいで,心の安定が十分図られていること。
 担任の先生の喜びようがよく分かりました。
 4月からわずか3ヶ月。1年生は,学校という大きな社会に飛びこみ,その中でもまれながらも着実に成長しています。とてもうれしく,清々しい気持ちになりました。また,それを感じ取れる鹿折小学校の先生の心の豊かさにも感動!