平成28年度

係活動 始動!(1年生)

   
 4月に入学した1年生,もうすっかり『小学校生活』に慣れ,ずーっと以前から小学校にいたようにさえ思えるような活動ぶりです。『学校社会の一員』として,自分のことばかりではなく,『学級の中の自分』ということの自覚が育ってきています。そんなエピソードを発見しました。
 それは,『係活動』です。係活動は,学級生活をよりよくするために自分たちで自主的に設ける活動です。これまでも,給食当番やお掃除当番など,当番活動は行ってきましたが,『係活活動』は,それらとは少し質が異なります。「こんな活動をみんなで分担した方がよい。こんな係を作ったら,学級がもっとよくなる。」といった考えに立脚したものです。
 1年生が,4月からの学校生活の中で,「毎時間黒板をきれいにした方がいいね。」「たくさんのプリントやノートを確実に配るためには・・・・」「具合が悪いお友だちをみんなでお世話しよう。」と,『黒板係』『配り係』『保健係』を自分たちの必要感をもって,設定したのです。自分のことだけで精一杯の1年生が,着実に周囲にも目が行き,『みんなのために・・・』との社会性を育てているのです。すごいですね。ちょっぴり大人になりました。
  
 4年生は,理科で「ヘチマ」の観察をしていました。ヘチマは,長く小学校の理科で扱われている植物のひとつです。それは,種から発芽すると,双葉がまず発芽し,その後本葉がどんどん生長しいくこと,雄花と雌花があり,受粉して実がなることなど,茎の維管束を通って土中の水分や栄養が葉の末端まで送られる様子を観察できること等々・・・,植物をその構造から科学的に学習するのに最適だからだと思います。
 双葉から本葉に成長した様子をじっくり観察していました。「植物まめ博士」といった感じです。