平成28年度

大きく成長したネ。(1年,研究授業)

    
 わずか8ヶ月。4月の小学校入学を思い返してみると,何とこの大きな成長ぶりに、あらためて驚かされます。今日の研究授業では,単に「計算ができるようになる。」という学習ではなく,これまで学習した方法ではない新しいひき算の方法をみんなで考えよう!という難題です。これまでのひき算は,12-3=という場合は,直接引けないことから、12を10と2に分け,考えやすい10ー3=7を計算して後に,分けておいた2をたして,7+2=9という具合に計算してきました。(10の合成・分解は基本中の基本で,1年生はみんな簡単に計算できるからです。)
 今日は,同じ問題でも12個のケーキ,「10個は箱に入っていてバラが2個」です。「3個いただくとしたら,みんなはケーキをどんな風に食べるの?」という身近な生活場面から問題を作り出し,その食べ方から新しい計算方法を導く学習をしました。当然ことながら,普段の生活では,バラの2個をまずいただき,その後箱から1個いただき食べます。つまり,食べる3個を2個と1個に分け,まずはじめに2を引き(12-2=10)バラの分をなくします。その後にもう1引く(10-1=9)計算方法です。
 頭をかしげながらもよ~く考え,この方法をみんなで導き出しました。(なかなか難しい勉強をしているでしょう。1年生でも・・・・)今日勉強したばかりですから,まだまだ自由に使いこなせるまでには至っていません。習熟するのはこれからです。
 家庭学習やこれからの冬休みの時など,お子さんの勉強の仕方をそ~っとのぞいてみてください。お子さんの成長を実感できると思いますよ。