平成28年度

たてわり活動 これから一年間よろしくね!

   
 年長者が年下の子の面倒を見,年下の子がその優しさや賢さ・たくましさに触れ,憧れる,そのような『タテ社会』のよき伝統は,少子化が進む現代社会では,なかなか味わうことができません。多くの学校では,それを補い,後世に伝えるために『たてわり活動』を取り入れています。もちろん,鹿折小学校でも行っています。今日が,そのスタートの日,新しいメンバーとの初顔合わせがおこなわれました。
 今年一年間で,どのような『たてわり活動』があるのか?これからどのような活動をしていきたいのか?・・・・・・等をみんなで話し合いました。低学年のお友達の期待感がとても大きく,どのグループをのぞいてみても,積極的に意見を発表していました。
 なかには,「早~く仲良くなろう・・・・!」と,さっそくゲームをするグループもありました。
 「花いちもんめ。○○ちゃんがほしい。・・・・,相談しましょ。そうしましょ。」
何ともかわいらしい光景でした。
 このような活動を重ねるごとに,年長者は年下の子への思いやりを強めていくのです。そして,尊敬される存在になれるよう自身の有り様を振り返り,自分を成長させていくのです。年下の子は,年長者の強いあこがれを抱き,「ぼくも,私も,○○ちゃんのようになりた~い。」と,具体的な目標をもつのです。
 たてわり活動が,子ども達の更なる成長の『起爆剤』のひとつになってほしいと願ってやみません。