平成28年度

もったいない!「食物ロス」を減らそう。給食から・・・!

   
 日本の食物自給率は,39%(平成23年度)で,大半を輸入に頼っていますが,その一方で食べられる食料を大量に捨てているという現実があります。年間で500万トン~800万トンにも上るそうです。これを日本人一人当たりに換算すると,毎日おにぎり約1~2個分を捨てていることになります。多くの食べ物を輸入しながら,大量に捨てているのです。大切な食べ物を無駄なく消費し,「食物ロス」を減らしていくことは,学校給食でも折に触れて子どもたちに話し,大切に扱っています。
 今日の給食メニューは,「チンジャオロースー,チゲ風スープ,冷凍ミカン」でした。子どもたちにとっては,少し辛い感じもしましたが,1年生の教室をのぞいてみると,みんな「美味しい。美味しい。」と残さず食べていました。食缶は,ご覧の通り。
 震災を経験した私たちは,食べ物のありがたさを体験を通してよく知っています。「残食ゼロ!」を目標に,調理して下さる給食センターの方々に感謝しながら,これからも給食をいただいていきたいものです。
 御家庭におかれましても,「料理は食べられる量だけ作る。」「食べきれず残ってしまった場合は冷蔵庫で保存し,早めに食べる。」「中途半端に残った材料などは,別の料理に活用する。」など,食べ切る工夫をしてみましょう。それを見た子どもたちは,「食べ物の大切さ」をさらに強く実感することでしょう。
 夏休み前に,御家庭で「食物ロス」について,団らんの話題にしてみましょう。「もっったいない。もったいない~!」