平成28年度

5年生充実の二題:自動車工場見学&研究授業

   
 昨日,5年生は,社会科の学習の一環として『トヨタ自動車宮城大衡工場』と『メグミルク工場』の2箇所の校外学習に行ってきました。貸切バスの交通費の支援があって実現した今回の学習は,地元気仙沼では見ることのできない大規模工場の見学です。メグミルク工場では,完全に衛生管理された設備の中で,人の手を介せずに牛乳が生産される工程を見学しました。また,トヨタ自動車工場は,工場の中をバス移動する程の工場の広さに度肝を抜かれました。(工場敷地の広さは,コボスタ22個分の広さだそうです。)
 教科書や資料集等の写真資料では見ていたものの,本物の迫力に『百聞は一見にしかず』を体感しました。これが世界に誇る日本の工業のすばらしさをしっかりと学習してきました。(昨日は帰りが遅かったので,お伝えするのが一日遅くなってしまいました。)
   
 5時間目に5年生で算数科の授業研究会がありました。平均をもとに全体量を求める学習です。平均の意味を学習した5年生が,グループの話合いをとおして,全体量を探る内容で,事前に今日の学習問題を家庭学習で考えてきて,グループでの話合いを充実させる学習スタイルへの挑戦です。昨日の校外学習の疲れも見せず,自分なりの考えをもって授業に臨んだ5年生は,活発に話し合い,問題を解決していました。グループ内の話合いでは,たくさんの考えが出されていましたし,学習のまとめから適用問題まで余裕をもって進めていました。今日の授業では,家庭学習を全員が確実に行ってくることが前提です。全員が自分なりの考えをしっかりもって,臨んでいたことに,5年生の『学ぼうとする意欲と望ましい習慣』にとても感心しました。これからも,単元の内容によっては,他の学年でもどんどん取り入れ行きたい学習スタイルの提案となりました。これからもさらに頑張ってほしいです。頼もしい5年生の学習ぶりでした。