平成28年度

鹿折中学校運動会 狭い校庭でエネルギー爆発!

   
 まだ暑さの残る初秋の昨日,鹿折中学校運動会が開催されました。仮設住宅が建ち並ぶ中の狭い校庭,全校生徒が整列するとそれだけで校庭が満杯と言った感じです。そのような厳しいグランド状況にもかかわらず,生徒たちのきびきびとした動きと懸命な競技への取組。(さすが~.鹿折中学校)と思わせられるシーンの連続でした。
 『70m直送路での徒競走』 生徒たちの走りが真剣で一生懸命なだけに,見ている私たちには,生徒たちにとても申し訳ないような,悲しい気持ちが込み上げてきました。このような状態で、今回で6回目の運動会です。何とか一日もはやく,生徒たちに校庭を還してあげたい気持ちでいっぱいになりました。
 狭い校庭のハンディキャップをものともせず,中学校の先生方や中学生の実行委員会のメンバーが,種目を工夫していました。中でも,保護者・来賓・地域民総出の『玉入れ』には,心打たれました。玉入れ籠を校庭中央ではなく,仮設住宅側に移動させ,フェンス越しに仮設住宅の方々も競技に参加出来るように工夫していました。校庭を共有する学校と仮設住宅の皆さんが一体となって,これまでも,そして,これからも復興を目指して頑張っていこうとする姿を垣間見ることができました。