平成28年度

2年2組で算数の授業研究会 真剣な学びに先生方大感動!

    
 2学期が始まってまだ1週間だというのに,2年2組で授業研究会が行われました。鹿折小学校の先生方は,やる気満々です。
 今日の授業は,二位数+二位数の計算で,一の位でも十の位でも『くり上がりのある計算』の方法を、これまでの学習を使って自分たちで考え出す学習です。大人であれば,「一位数のくり上がりの方法に倣って,十の位も繰り上がればいいじゃないか。」と簡単に考えがちですが,2年生にとっては,大変なハードルです。しかも,自分なりの方法で他のお友だちにも説明できるようにするとなれば,なお一層そのハードルは高くなります。
 担任の大内先生が、たくみにこれまでの学習を振り返りながら,子ども達の解決の見通しを導きます。子ども達は,「できそうだぞ~。」と気付くと、あとはどんどん自分なりの方法で計算方法を導いていきました。ノートに自分なりの考えを書き,その後,方法別に代表がみんなの前で発表です。どの方法もみんな正答を導いていました。特に,今回の工夫点は,計算の順序を「まず」「つぎに」「そして」のことばを使って,順序立てて考えることに指導の重点がありました。筋道を立てて,順序よく考えを構築することは,将来にわたって必要な能力です。
 算数の学習ですから,最後には,『早く,正確に,効率良く計算するには,筆算が便利だ。』という結論に,子ども達の意見を上手に生かしながらまとめます。
 2年生とは思えない程,しっとりとしかもしっかりとした研究授業でした。2年2組の皆さん,よく頑張りましたね。これからもこの調子で学習を深めて下さい。