平成28年度

さやま茶手もみ体験学習 おいしいお茶ができあがりました

     
 震災以来あたたかい御支援をいただいている『気仙沼と共に歩む会 さやま』様による恒例の交流学習『さやま茶手もみ体験学習』が行われました。蒸して柔らかくした茶葉から水分がなくなるまで手もみをします。手もみをして,フライパンでから煎りし,また手もみをしてから煎りする・・・・・,何度も何度も繰り返し,最後には,普段飲んでいる茶葉のようにすっかり乾燥させてできあがりです。「ていねいにもめばもむほど美味しくなるんだよ。」と手ほどきを受けて,みんなで一生懸命茶葉をもみました。手のひらが,緑色に変色し,お茶の香りがつくほどです。できあがったお茶を入れてもらって,私もごちそうになりました。普段飲むお茶より,とても深入りの濃いお茶になりました。講師の方にたずねると,狭山地方の人は、『もっと濃いお茶を飲んでいますよ。』ということでした。
 大人も日本茶を飲む機会がめっきり少なくなってきていますから,子供たちはなおさらです。でも今日の体験学習をとおして、『日本茶の良さ』を再発見できたことでしょう。『色は静岡,香りは宇治よ。味は狭山でとどめ指す。』との説明もいただきました。最後に,講師の先生から,こんなお話しも「今日手もみをしてつくったお茶を家族の人たち,入れて飲ませてあげてください。それが今日の宿題で~す。」どうぞ今夜,子供たち(5・6年)の入れた狭山茶をじっくり味わってみてください。
 学習の記念に,全員小さな茶筒と急須のプレゼントもいただきました。さやまのみなさん,本当にありがとうございました。