平成28年度

研究授業(4の1)&緊急心肺蘇生法講習

   
 4年1組で,算数科の授業研究会が行われました。授業研究会というのは,特定の授業を全ての先生方が参観し,より深い教材研究と良い授業のあり方を探る先生方の勉強会です。(このシステムは,海外にはなく日本独特の『教師の学びの会』だと聞いた事があります。)
 『平行な二直線を手がかりに,四角形を仲間分けする。』という内容です。授業の終わりには,向かい合う一組の二直線が平行な四角形を『台形』,向かい合う二組の二直線が平行な四角形を『平行四辺形』とまとめました。
 与えられたいろいろな四角形を自分の考えで仲間分けをし,さらにグループでその考えを出し合い,集約して,発表を通して全体でまとめていくといった学習の流れです。一人一人の『気づき』が,全体で『定義』としてまとめられていくとてもテンポのよい授業でした。
 教師からの一方的な『教授スタイル』ではなく,みんなで学習を作り上げていくすばらしい授業でした。その中で,主体的に課題解決に取り組む4年生の姿も,とてもすばらしかったです。(4年生のちょっぴりたくましい姿や頼もしい学習力を見ることができました。)
  
 放課後,プール学習が始まったことを受け,万が一の場合に備えて『緊急心肺蘇生法講習』を気仙沼消防署から講師を招いて実施しました。毎年この時期,各校で行い,緊急時の対処法について学ぶ,これまた先生方の大切な『学びの会』です。
 心肺蘇生法は,毎年のように技術が改訂され進歩しています。それを毎年,受講することは,教員としての責務です。全ての先生方がダミー人形と真剣に向き合い,蘇生法を学びました。