平成28年度

非常時の『心のスイッチ』 正しい判断と素早い行動

   
 「防災ずきんをかぶり,ハンカチで鼻と口を覆いながら,無言で素早く避難。」今日の火災想定の避難訓練の様子です。とてもりっぱな避難の仕方だったと,消防署の方々にほめていただきました。
 例年にないほど冬の到来が,今年は早いです。すでに各御家庭では,ストーブなどの火気を使用していると思います。これから心配されるのが,火気の不適切な使用や火遊びによる火事です。今日の避難訓練を頭と心に刻みこんで,火の用心に心掛けてほしいです。
 とてもりっぱな避難訓練をほめていただきましたが,消防署の方々も心配されているのが,『大人不在時,子どもだけの時』の対応の仕方です。消防署の方から,先日の大地震と津波警報への対応はどうであったか・・・・を例に,『人は,緊急時でも自分は大丈夫。この程度の地震なら大丈夫。』と,勝手に安全だと決め込んでしまう『心のスイッチ』があるというお話しをいただきました。この『心のスイッチ』が,大きな被害につながる場合があるというのです。決して安全だと決めつけず,正しい判断と素早い避難行動が,たったひとつの命を守ることになります。今日のいただいた大切なお話をしっかりと心にとどめ,いざという時に素早く避難してほしいです。
 しかし,最も大切なことは,火事を出さないこと。決して火遊びなどしないように,心に誓って下さい。