平成28年度

英語の教科化に向けて

  
 人間は,全ての生き物の中で,最も不完全な形で誕生します。他の動物であれば,数時間もすれば自力で立ち,歩くことも可能ですが,人間は,目も十分に見えず,自分の身体を動かすことさえもできず,ただ泣くだけです。
 しかし,『耳』の機能だけは,すばらしく発達してるのだそうです。妊娠中にお母さんの語りかけや音楽を聴くことが胎教によいといわれるのはそのためです。さらに,生まれ落ちた土地の言葉を耳で聞いて,数年後には自由に話ができるようになるのも,人間の耳の機能が発達している証拠です。言い換えれば,日本人でも,米国で誕生すれば,自然に英語を自由に話せるようになるということです。文法など難しいことを学ばなくても・・・・・。
 そのような特性と時代の要請から,2020年度から『教科としての英語』が正式に実施されるようです。5・6年生で週3時間程度,3・4年生は,今の5・6年生の外国語活動が,そのままスライドして実施されるます。
 今日の2年生の学習は,まさに『耳で聞いて,身体で覚える』といった活動で,英語の朝・昼・夜のあいさつを振りを付けて,踊るように学んでいきました。語学は,このように早い時期から,身近に『耳慣れ』させることが大切なのですね。楽しく学んでいた2年生が,将来ペラペラ英語を話せるようになっているかもしれません。
 
 昨日夕方,修学旅行から帰ってきたばかりの6年生は,さっそく,旅行記を『新聞』にまとめる学習をしていました。記憶がまだ熱~いうちに・・・・,という担任の思いからです。どんなことを新聞にまとめるのか,何が6年生の心に響き,熱い思い出として残ったのか,完成を待ちたいと思います。
 
 6月10日に紹介しましたセグロセキレイの巣の卵が,今日のぞいたら5個に増えていました。こちらも,どんな雛がかえるのか,そして,どのように成長していくのかとても楽しみです。