今朝の児童集会で，ＪＲＣ委員会が中心になって『ＪＲＣ（青少年赤十字）加盟登録式』が行われました。
　赤十字活動は，第一次世界大戦時に，アンリー・デュナンが，負傷した兵士や一般市民を敵・味方の区別なく手厚く看護したことが活動の始まりで，ＪＲＣは，青少年にその精神を受け継ぎ，未来まで発展させてほしい（発展させる）ことを目的に，世界中で行われている活動です。本校には，そのＪＲＣ活動を推進する委員会があり，年度の初めに毎年『加盟登録式』を行い，誰に対しても分け隔てなく公平に，思いやりの心を持って接し，善行を行うことを目指しています。
　はじめに，ＪＲＣの活動について，パソコンをスクリーンに映し出し，活動の概要を説明してもらいました。会では，『健康・安全』『奉仕』『国際理解・親善』を実践目標に，主体性をはぐくむために『気づき』『考え』『実行する』ことが態度目標に掲げられています。
　本校では，『月末の１年募金』と『ニコニコポストとありがとうの木』の活動を行っています。今年も，それらを続けていきます。これらの活動を通して，全校に『優しい思いやりの心』が育ってくれることを願っています。また，学校が再開されたという熊本県のお友達にも，何か『励ましのメッセージ』でも，まとめ，届けられればいいなあ～と思っています。

　　　
　昨夜から，雨の天気。予定されていた『避難訓練』も『市内体育祭の練習』も中止となりました。その分，「エネルギーを学習に集中・・・！」といったところです。
　１年生は，生活科の勉強。先日，植えた『アサガオの種』（植え残った種）を観察して，観察ノートにスケッチしていました。小さな小さな種ですが，形・色などの特徴をよく観察してスケッチしていました。先生が机間指導しながら，着目してほしい種の特徴についてアドバイスしていました。子ども達も，うなづきながら，種を観察していました。
　２年生は，図工と国語。
　図工では，紙粘土を使って，かわいい動物や小物をつくって，着色していました。私が教室をのぞくと，「私のを見て・・！ぼくのも・・・！」と自信満々紹介してくれました。みんな見てほしいのですね。そして，ほめてほしいのですね。ここに，低学年ならではの，指導のポイントがあります。子どもは誰かにほめ，認めてもらいたい存在なのです。学校でも家庭においても，心掛けたいですね。
　国語は，「話されたことを正しく聞き取る勉強」でした。２人組で，一人が教材文を読み上げるのを，「はじめに」「つぎに」「さいごに」の順序を示す言葉を手がかりにして，正しく聴き取り，「串団子」の絵を完成させるのです。正しく聞き取らないと，描いた絵は「串団子」にはなりません。真剣にメモをとりながら，友だちの話に耳を傾け，聞き取ったことを自分の中で再構成して，絵に表していました。とても高度な学習です。
　今度は，クイズ形式でいろいろなものを「はじめに」「つぎに」「さいごに」を使って説明させ，聞き手にそれを絵で表せる学習に進んで行くのかな・・・？何だか楽しそうだなあ～！

　　　
　４月下旬に組織された新しい今年度の『縦割りグループ』。今日は，活動の１回目として，校庭・体育館で『たてわり遊び』が展開されました。
はじめにグループ毎に集まって，あいさつと活動内容やルールを確認したと，思い思いの場所で『遊び』が始まりました。
　今日多かった遊びは，『鬼ごっこ』『ドッチビー』そして『長縄跳び』でした。暑からず，寒からずのとてもよい天候だったので，校庭のあちらこちらから，子どもらしい歓声や笑い声が響いていました。わずかな時間だったのですが，特に，小さな学年のお子さん達にとっては，優しいお兄さん・お姉さんたちと遊べて，とても楽しい時間となったようです。
　うまく跳べない１年生のお友達に，ていねいに長縄の跳び方を教えている高学年の姿が，キラリと輝いていました。
　次回までに，また知恵を絞って，楽しい活動を工夫して下さい。

　　　

　６月１５日～１６日の修学旅行に向け，今日は，『野口英世記念会　副理事長　竹田美文　様』を講師に招き，修学旅行事前学習を行いました。中心となる内容は，『野口英世の生涯と偉業』についてです。千円札でおなじみの野口英世は，昔は，国語でも道徳でも，大きく取り上げられ，『高い志をもって努力することの大切さを学習する題材となっていました。しかし，残念ながら，今はあまり取り上げられることがなくなってきました。６年生でも，野口英世がどんな人で，何を成し遂げた人なのかをよく知らない子もいるほどです。
　そこで，担任が事前学習として『出前授業』を企画したのです。６年生は，講師先生の問いに積極的に答えたり，スクリーン映し出される写真を注視したりと，知ても真剣に学習していました。これで，野口英世に関しては，自ら主体的に探求する修学旅行につながると思います。
　中でも，一番感心したことは，『真剣にメモをとりながら，話を聞いている。』と６年生の姿です。講師先生のお話を少しも聞き漏らさないように・・・・との学習習慣・学習技能は，全ての学習に通じるものです。今日も，『鹿折っ子』のすばらしさを，ひとつ発見することができました。

　「秋来ぬと，目にはさやかに見えねども・・・・」古今和歌集に藤原敏行によって詠まれた和歌がありますが，『秋』を『夏』に替えたなら，まさに今の季節にピッタリではないでしょうか。
　ツバメが元気に飛び回り，校舎の壁面に巣作りを始めています。ツバメは，この時期から巣作りをし，卵を産み，そして子育てまでをします。そして，夏の終わりとともに，南の国へ渡ります。「季節は巡っているなあ～！」と実感しました。
　正面玄関前には，支援でいただいたナデシコ（洋名：オリビア），ペチュニア，パニックドーム等の花がきれいにプランターに植えられ，来校されるお客さんを迎えるように飾られました。今後は，チューリップの球根をぬいた後の花壇にも植栽の予定です。花いっぱいの学校になりそうです。
　植栽をしてくれた環境委員会や６年生の皆さんありがとうございました。

　雨も上がりました。運動会の大成功をエネルギーに今度は，勉強に全力投球です。
　３年生では，初めての習字（毛筆）の授業に，期待感１００％。伊藤先生が担当しますが，今日は，『習字を学習することの意味や特に気を付けること』『書写の学習で頑張ってほしいこと，身につけて欲しいこと』そして『用具の扱い方』などにつて，学習していました。３年生は，伊藤先生の発問に意欲満々答えていました。
　２年生は，一人一鉢で『ミニトマトの種植え』をしていました。ミニトマトは，それはそれは小さな種です。一つ一つていねいに摘んでは，自分の鉢に植え，そっと土をかけていました。これからは，教室のベランダにおいて，いつでも観察やお世話ができるようにしていくそうです。
　運動会同様，学習へも，みんなやる気満々で・・・・，いいなあ！