平成28年度

2016年9月の記事一覧

校内水泳大会 水面に響く歓声,泳ぎ切った満足顔

     
 水泳学習の今シーズンの終わりを告げる『校内水泳大会』が低学年・中学年・高学年ごとに開催されました。どの学年部の大会へも、毎回50名を超す保護者の皆さん・ご家族の皆さんに観戦いただきました。お忙しい中,ご来校いただき,子ども達の力泳に大きな拍手とご声援をいただき大変ありがとうございました。
 低学年の大会では,小学校の大きなプールに初めて入った1年生のお友だちも『水中かけっこ』や『ビート板競争』などの種目に挑戦しました。団体競技『たらいリレー』は,写真のとおり笑顔と歓声のレースとなりました。
 小学校での水泳学習がすっかり定着した中学年の大会では,『13m,25m,50m』とそれぞれの泳力に即した競技が行われました。目標タイムをグーンと縮めた子や途中で足をつかずに目標の10m,25m、50mを泳ぎ切った子など,大きな成果が生まれた大会となりました。
 高学年の大会は,まさに『水泳競技大会』といった様相を呈していました。さながら『ミニ市内水泳大会』といったところです。高学年ともなると,『自由形・平泳ぎ・背泳ぎ』など、複数の泳法で泳げるまでに泳力を高めています。子ども達の「のびしろ」って、本当にすばらしいなあ~とあらためて驚かされます。
 もうすぐでプールは『店じまい』です。これまで,私たちを水泳学習を支えてくれたプールに1年間の感謝を込めて,「あ・り・が・と・う」と言いましょう。そして,来年またよろしくお願いします。

2年2組で算数の授業研究会 真剣な学びに先生方大感動!

    
 2学期が始まってまだ1週間だというのに,2年2組で授業研究会が行われました。鹿折小学校の先生方は,やる気満々です。
 今日の授業は,二位数+二位数の計算で,一の位でも十の位でも『くり上がりのある計算』の方法を、これまでの学習を使って自分たちで考え出す学習です。大人であれば,「一位数のくり上がりの方法に倣って,十の位も繰り上がればいいじゃないか。」と簡単に考えがちですが,2年生にとっては,大変なハードルです。しかも,自分なりの方法で他のお友だちにも説明できるようにするとなれば,なお一層そのハードルは高くなります。
 担任の大内先生が、たくみにこれまでの学習を振り返りながら,子ども達の解決の見通しを導きます。子ども達は,「できそうだぞ~。」と気付くと、あとはどんどん自分なりの方法で計算方法を導いていきました。ノートに自分なりの考えを書き,その後,方法別に代表がみんなの前で発表です。どの方法もみんな正答を導いていました。特に,今回の工夫点は,計算の順序を「まず」「つぎに」「そして」のことばを使って,順序立てて考えることに指導の重点がありました。筋道を立てて,順序よく考えを構築することは,将来にわたって必要な能力です。
 算数の学習ですから,最後には,『早く,正確に,効率良く計算するには,筆算が便利だ。』という結論に,子ども達の意見を上手に生かしながらまとめます。
 2年生とは思えない程,しっとりとしかもしっかりとした研究授業でした。2年2組の皆さん,よく頑張りましたね。これからもこの調子で学習を深めて下さい。