業前活動「防災の日」

 あの震災からあと一月で11年が経とうとしています。既に小学校には震災を知らない子どもたちが入学するようになり,時間の経過とともに記憶と教訓の風化が現場の大きな問題になってきています。
 本校では毎月1回,年に11回業前活動として「防災の日」を設定して,防災教育に取り組んでいます。今日はその様子をご紹介します。
 
 4年生では,副読本と映像を使って東日本大震災のことを振り返っていました。「防災の日」の学習で主に使っている副読本は,震災直後に宮城県教育委員会が作成した「未来へのきずな」です。各教室に備え付けられています。
 
 6年生教室でも,担任のG先生が「未来へのきずな」を使って避難所についての話をしていました。
 
 5年2組では社会の学習内容と関連付けて,噴火や水害などの自然災害の映像を提示しながら進めていました。NHK for School等の映像資料は普段使いされているようです。
 3年生は少し毛色が違っていて,eライブラリ(タブレットのドリル教材)の立ち上げの練習をしていました。しかし,これも,新型コロナで臨時休業になっても学習を止めないための災害対策なんだなぁと思いました。