令和7年度

2025年10月の記事一覧

真剣に火災避難訓練

10月30日、火災想定避難訓練を実施しました。児童は落ち着いて行動し、廊下・階段の通行や低い姿勢がよくできました。「お・は・し・も(押さない・走らない・しゃべらない・戻らない)」を意識し、避難完了までの所要時間は3分34秒。集合後の点呼をさらに速くすることが次の課題です。「まさか」ではなく「もしかしたら」の視点で、授業中以外の場面でも命を守る行動ができるよう呼びかけました。続いて初期消火訓練と煙体験を行い、児童は消防署員の方々の指導をよく聞き、安全に実技訓練に取り組みました。ご協力いただいた気仙沼消防署古町出張所の皆様に感謝申し上げます。

 

 

朝のうれしい来客

10月27日の朝、校長室にうれしい来客がありました。二年生の児童4名が、手作りの折り紙作品をプレゼントするために訪れてくれました。色や形も変えて、きれいに仕上げたくす玉で思わず笑顔になりました。 子どもたちは、壁に並ぶ歴代校長の写真をじっくり観察し、「昔の学校はどんな様子だったのか」と興味津々。校長室のソファの座り心地も試しながら、朝のひとときを楽しく過ごしました。 温かな心づかいに、週始めの気持ちが明るくなった朝でした。素敵な時間をありがとう。

 

仙台市科学館 

10月24日(金)、4年生が仙台市科学館へ校外学習に出かけました。館内では、現在までの各時代の環境や生き物、県内の化石や岩石の展示、電気や磁石のはたらきなど、教科書で学んだことを実際に見たり触れたりしながら体験することができました。 子どもたちは、動く展示や体験装置に目を輝かせながら、「どうしてこうなるんだろう?」「もっとやってみたい!」と、次々に「ん?」を発見していました。科学の楽しさやおもしろさを肌で感じる時間となりました。今回の見学を通して、身の回りの現象への関心や、自然のしくみを探ろうとする探究心がいっそう高まった4年生。今後の理科学習や総合的な学習につなげていきます。

 

 

災害に備えて(3年生校外学習)

10月24日(木)、3年生が社会科の学習の一環として、気仙沼広域防災センターと気仙沼市震災遺構・伝承館を訪れました。 広域防災センターでは、消防車や救急車の設備、119番通報の仕組みなどについて説明を受け、実際の訓練の様子も見学しました。地震体験や煙体験もして、実際の避難行動も学ぶことができました。子どもたちは「消防士さんの仕事はすごい」「人を助けるためにいろいろな準備をしている」と感心していました。また、震災遺構・伝承館では、東日本大震災の記録映像や展示を通して、命の大切さや防災の心構えについて考えました。真剣な表情で見学し、メモを取る姿が多く見られました。今回の学びを通して、安全なくらしを守る人々の努力や、災害に備えることの大切さを実感した3年生。これからの学習にも生かしていきます。 

 

 

図書委員会の児童集会を行いました

10月27日、図書委員会による児童集会を開催しました。はじめに、図書委員の仕事を紹介。朝の返却・貸出の対応の時間など、学校の読書活動を支える役割をわかりやすく伝えました。 続いて「先生の好きな本はどれ?」クイズを実施。先生方のお気に入りの一冊を当てようと児童は結構真剣に取り組んでいました。回答が発表されると、「やった!」と、会場からは大きな拍手と歓声が上がりました。先生方のお気に入りの本はジャンルもさまざまで、読んでみたい気持ちがふくらみました。 全校児童が楽しく参加でき、自然と本への興味が高まる集会となりました。これからも図書委員会を中心に、読書の輪を広げていきます。

 

ちなみに正解は「ハリーポッター」でした。

外れの選択肢も、他の教員の好きな本として上手に紹介していました。

 

 

目標に向かって走る!

学習発表会を終えた子どもたちは、11月6日の持久走大会に向けて練習に励んでいます。本校では今年度から、これまでのように一定の距離を走り順位やタイムを競う方法ではなく、一定時間の中で自分の目標に挑戦する「時間走」へと変更しました。この取組では、他の人との競争ではなく、「自分の力を伸ばす」「昨日の自分を超える」という気持ちを大切にしています。こうした活動を通して、自尊感情の向上や運動への意欲の高まりをねらいとしています。次の目標に気持ちを切り替え、授業の中での練習に加え、休み時間にも自主的に走る姿が見られ、子どもたちの意欲が高まっています。持久走大会当日、自分のめあてに向かって全力で走る姿が今から楽しみです。

 

学習発表会一般公開でした!!

10月18日(金)、令和7年度の学習発表会(一般公開)を行いました。児童公開に続き、この日は保護者や地域の皆様も来校し、温かな拍手と笑顔に包まれた発表会となりました。子どもたちはこれまでの練習の成果を十二分に発揮し、学年ごとに工夫のある表現や発表を見せてくれました。どの学年も、自分たちの学びを自信をもって伝える姿が印象的でした。来賓の皆様からは「とても楽しい発表だった」「どの学年もそれぞれのジャンルの良さが出ていた」など、うれしいお言葉をいただきました。今回の発表を通して得た達成感や学びを、今後の授業や学校生活につなげ、さらに成長していってほしいと思います。

 

 

 

 

学習発表会(児童公開)を行いました

学習発表会(児童公開)を実施しました。オープニングからフィナーレまで、どの学年もこれまでの学習で培った表現力とチームワークを発揮し、会場は温かな拍手に包まれました。 近隣の保育所の園児のみなさんも来校し、先輩たちの姿に目を輝かせながら楽しんでくれました。 発表する人も一生懸命、見る人も一生懸命の会。友達の良さを見つけ、互いのがんばりを認め合う姿に、本校のめざす「進んで学ぶ子」「仲良く助け合う子」「明るくたくましい子」に近づく成長を感じました。全校児童に心から拍手を送ります。次は保護者公開。さらに磨いた姿をお見せできるよう、引き続き練習に取り組みます。

2学期がスタート! 「ん?」を大切に新たな学びへ

10月14日、令和7年度第2学期の始業式を行いました。どの児童も引き締まった表情で新しい学期のスタートを迎えました。校長からは、1学期に引き続き「仲良く助け合う子」「進んで学ぶ子」「明るくたくましい子」という3つの目指す児童像をさらに深める中で、「しんせつにやさしく」「『ん?』を見つけて追究し」「じょうぶな心と体をつくる」という合い言葉を意識しながら、学習発表会や持久走大会、読書、運動など、これからの活動に主体的に取り組むよう呼びかけました。 6年児童代表からは、「『ん?』を見つけて追究したい」「友達ともっとコミュニケーションをとりたい」「体を丈夫にしたい」「中学生に向けて準備したい」など、新学期の決意を堂々と述べました。その姿に、6年生としての自覚と頼もしさが感じられました。 式後の休み時間には、友達と笑顔で遊ぶ姿や、外で元気に体を動かす姿が見られ、子どもたちの明るいエネルギーが校庭いっぱいに広がっていました。これから始まる2学期が、子どもたち一人一人にとって、笑顔と実りの多い学期となることを期待しています。

1学期の終業式

10月10日、令和7年度第1学期の終業式を行いました。式では、3年生の代表児童が1学期にがんばったことを堂々と発表しました。「算数の割り算や理科の勉強をがんばった」「運動会徒競走で1等をとった」など、努力の言葉に大きな拍手が送られました。 校長からは、始業式で示された3つの目指す子どもの姿「仲良く助け合う子」「進んで学ぶ子」「明るくたくましい子」をもとに、1学期の成長を振り返る話をしました。縦割り清掃での優しい声かけ、授業や校外学習での「ん?」を大切にした学び、運動会での全力の姿など、一人一人のがんばりが紹介されました。 子どもたちは真剣な表情で話を聞きながら、4月からの自分の成長を思い返している様子でした。1学期のがんばりを自信に、2学期も目標をもって意欲的に取り組んでくれることでしょう。

 

 

2年生「東新城地区まちたんけん」

2年生は、生活科の地域学習として東新城地区のお店や公共施設を巡りました。普段利用している身近なお店でも、この日だけは特別でした。お店のバックヤードを案内していただくなど、普段は見ることのできない貴重な体験を重ねることができました。子どもたちは、働く人の工夫や努力に目を輝かせ、「知らなかったことがわかった!」と学びを深める姿が見られました。 昼食は新月公民館で、おいしいお弁当を友達と楽しく食べました。地域の魅力にふれ、身近な場所への理解と親しみをより一層強くした一日となりました。御協力いただきましたお店、企業,公所の皆様に感謝申し上げます。

 

 

1年生、タブレットドリル「キュビナ」に挑戦!

1年生が、学習用タブレットでドリル教材「キュビナ」に初挑戦しました。気仙沼市教育委員会の学力向上指導専門員の指導のもと、はじめてのログインから操作方法を学び、算数の問題にチャレンジ。タップやドラッグで数を確かめ、正解・まちがいがすぐ返ってくるので、子どもたちは「楽しい」「クイズみたい」「もう一問!」と意欲満々でした。自分のペースで進められ、がんばりが記録で見えるのも魅力です。タブレット端末で学ぶ姿勢や端末の扱い方も確認しました。今後は復習や個別最適な学びに生かし、「ん?」を見つけて考え抜く力を伸ばしていきます。

 

 

3年生「りんご園で見つけたたくさんの『ん?』」

 9月30日、3年生は総合的な学習の時間の活動として、学校近くの吉田果樹園さんを見学しました。園内には赤く色づき、おいしそうに実ったリンゴがたわわに実っており、子どもたちは思わず歓声を上げていました。見学では、リンゴを育てる上での工夫や、リンゴの品種、育てる際の工夫・苦労について等、農家の方から直接お話を伺いました。水やりがいらないこと、害虫や病気への対策、品質を守るための努力など、普段は知ることのできない生産者の思いや努力にふれることができました。子どもたちは「冬の間はどんな作業をしているのか?」「なぜリンゴの選別をして実をとってしまうのか?」と、たくさんの「ん?」を見つけ、学びへの関心を広げていました。地域の人々の努力に支えられていることを感じながら、次の探究につながる大切な一日となりました。