日々の出来事

みやぎ鎮魂の日の講話を行いました

 みやぎ鎮魂の日の3月11日(月曜日)5校時、1,2年生に向けて、講話を行いました。

 東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の被害の概要、津波のこと、金子橋のホヤぼーやの津波防災のポールのこと、震災当日の夜のこと、現在分かっている科学的なこと(アウターライズ地震、宮城県沖地震、新しい浸水想定)について、話しました。

 また、令和3年5月に新しい避難情報の策定がなされ、大雨、台風なども同様に、「避難指示で必ず避難」「緊急安全確保で今できる命を守る最善の方法を取る」ことについて、さらに、令和4年12月に発表された「北海道・三陸沖後発地震注意情報」について、「M7.0以上の大地震が起きたら、続いて巨大地震が発生する可能性が高い。情報を発信するので備えをする」と言う内容について、説明しました。

 大事なことは、「避難指示前に避難行動をとること」です。

 最後に、津波避難の3原則について話しました。

 少し、心配だったのは、生徒の半数が先人の教えである「つなみてんでんこ」を知りませんでした。伝えていくことの大切さと難しさを感じました。ご家庭でも、その意味や「地震が来たら 津波の用心」について、話していただければと思います。