階上中学校 日記

アクサ・ユネスコ減災教育プログラム(階上小学校での防災教室)②

9月18日(金)午前

 階上小学校での防災教室の続きを紹介します。

 

 階上中学校3年生5名が、小学校3年生と5年生を対象に、「みちびき地蔵」を題材とした紙芝居を行いました。このチームは昨年度に引き続き、紙芝居を行いました。今回は、身近な気仙沼市大島に伝わる物語について調べ、発表しました。

 「みちびき地蔵」は、気仙沼大島に伝わる伝説です。大島にあるみちびき地蔵には、翌日に亡くなる人の魂が引き寄せられるという言い伝えがあります。

 紙芝居では、大昔の大津波の際に、村の子どもが、家族や多くの村人の魂、牛や馬などがみちびき地蔵の前を通っていく様子を目にし、それを父親に伝えます。しかし、父親には信じてもらえませんでした。その翌日、大津波が村を襲い、多くの人が命を落としたという物語です。

 この物語は、「もし忠告を聞いていたら、命を守ることができたかもしれない」という教訓を伝えるとともに、津波への備えや命を守ることの大切さを考えさせてくれます。本校第4代校長の小山先生が、この大島に伝わる伝説を物語風の紙芝居に仕立てたもので、「津波に気を付けてほしい」という願いが込められています。

 大島の人々は、古くからこのみちびき地蔵を大切にしてきました。東日本大震災では、みちびき地蔵も津波によって失われましたが、その後、新たな地蔵が建立されています。

 小学生たちは、集中して紙芝居を聞いていました。

 

 

 最後に、階上中学校3年生2名が、小学3年生、5年生を対象に、語り部活動の魅力について説明をしました。語り部を始めたきっかけや語り部活動を通して学んだこと、語り部活動の面白さをこれまでの経験をもとに、話をしました。