令和3年度

5-2 図工のトピック授業「歯みがきコップを描く」

 3校時,5年2組を覗くと,何だか見覚えのあることをR先生がしていました。昨日の朝会で市の図工美術作品展で入賞した児童への賞状の伝達を行いましたが,その後に私が立体的に描くためのコツについて話しました。R先生はそれを生かした図工の学習をトピックとして扱っていたのです。
 
 最初は円筒形のデッサンです。算数の円柱の立体模型,空き缶等の他,トイレットペーパーを描いたグループもありました。ポイントは見る位置によって上下2つの底面の見え方が違ってくるということです。
 
 次は発展系で歯みがきコップに挑戦。R先生が取っ手の部分の見え方,描き方を確認しました。
 
 それに基づいて子どもたちも挑戦。なかなか上手です。お家の方々が学んだ頃と比べると,創造力や自由な発想を働かせるような題材が多くなりました。しかし,それを支える技術的な部分を身に付けないと創造力や発想は広がりにくいようです。今日のような授業も大切なんだなぁと改めて実感した3校時でした。
 職員室前の廊下に図工美術作品展の入賞作品を展示しています。お立ち寄りください。図工の話題が2日続いてしまいました。ゴメンナサイ。