4-1 初任研国語授業研究,家庭科授業参観

 2校時,4年生の国語の授業を参観しました。「言葉で考えを伝える」という書くことについての単元です。本時は「自分の考えを伝える文の特徴を理解することができる。」がねらいで,「~と思う」「~と考える」などが自分の考えを表すときの表現であることに気付かせます。
 
 授業では,教科書P79の会話文から「①自分の考えを表す言葉」「②考えの強さを表す言葉」「③自分の考えを表す文末表現」を洗い出して,それぞれの役割をまとめていきました。
 
 一人一人考えた後,小グループで相談しながらまとめていました。①②はしっかりノートに書いていましたが,③は難しかったようです。私なら①②を考えさせた後,別に③と事実を表す文末表現を扱いたいと考えたことを授業後にC先生に伝えました。C先生もうまくいかなかったことを自覚していました。教師の問いに対して,子どもたちの反応が悪いときのほとんどは問いや働き掛け方に問題があります。そういう時は,それを打開するために頭をフル回転させて考えます。私はそういう場面を何度も経験してきました。初任のC先生も日々そのような経験をしていることろです。初任研はそういう学びの場なのです
 
 3校時,C先生の姿は5年1組の教室にありました。先輩教師の授業参観をして学ぶためです。家庭科「生活を支えるお金と物」という学習です。C先生の隣で授業をご覧になっているのは,初任研拠点校指導員のK先生です。週1回金曜日にC先生の指導にいらっしゃいます。この後,5校時はK先生から,2校時の国語のこと,参観した家庭科のこと等について講義を受けます。たくさん学ぶことがあって大変ですが,C先生は頑張っていますので,これからも変わらぬ応援よろしくお願いします。