令和3年度

6年 子ども環境出前授業

 今日は1~4年生が遠足です。朝にお見送りをしましたが,すべての学年が今さっき無事に帰校しました。みんな楽しかったようです。
 
 全体の2/3がいないので校庭も少し寂しい感じがします。業間マラソンも閑散とした感じでした。
 そんな中,6年生が午後,大崎市の蕪栗沼で環境保全活動を行っている高橋のぞみ先生を講師に迎えて,渡り鳥についての学習会を行いました。
 
 話の中心は,蕪栗沼同様にラムサール条約の指定を受けている志津川湾に飛来するコクガンについてです。いくつか渡りのルートがあり,志津川のコクガンはロシアから北海道を経由して渡ってくること,志津川湾ではアマモなどの海藻を食べること,でも,養殖ワカメは食べていないこと,オオバンという小さい鳥に労働寄生していて採ったアマモを横取りすることなどを教えてくださいました。
 
 子どもたちも,しっかりメモを取りながら真剣に聞いていました。世界とつながっていることを改めて感じることができました。
 つい先日,最知や志津川で今年初めてのコクガン飛来の報告があったそうです。尾崎にもコクガンが来ると良いですね。