令和3年度

文化庁 巡回公演事業【演劇】からくり儀右衛門

 5,6校時,4~6年生がプロの演劇「からくり儀右衛門」を観劇しました。これは文化庁の文化芸術による子供育成総合事業(巡回公演事業)です。東京から一般社団法人演劇法人ワンダーランドの皆さんをお迎えし,幕末から明治にかけて「東芝」の礎を築いた田中久重の人生を描いた評伝劇を見せていただきました。
 
 本来は事前のワークショップなども計画されていましたが,コロナ禍の中で縮小され,子どもたちの参加は,6年の代表児童が口上を述べるだけになってしまいました。ほぼぶっつけ本番でしたがMさんがしっかり行いました。
 
 中休みに子どもたちに話を聞くと,「速いセリフでも一つ一つのことばがしっかり届いた」「フェイスガードをしているのにあんなに声が聞こえるのがすごい」などの表現者としてのすごさに目を向けた子もいました。
 
 6年の劇で「右挙げて,左挙げて・・・・」と何度も「おまじない」を披露したK君は,前説での演者さんの依頼に応じて,儀右衛門の歌を身振り手振りで盛り上げていました。最後に,R君が感想と御礼を述べ,Yさんが儀右衛門役の松村さんに花束を贈り,感謝を伝えました。
 本物の演劇に触れる良い一日になりました。パンフレットを持ち帰ると思いますので,感想など聞いてあげてください。