令和7年度

ブログ

学習参観を行いました

12月4日に学習参観を行い、多くの保護者の皆様にご来校いただきました。どの学級でも子どもたちは少し緊張しながらも、これまでの学習の成果を見てもらおうと一生懸命に授業に取り組んでいました。 タブレット端末を使って学習のまとめを発表する、道徳で登場人物の行動か

らねらいとする価値について考える、話し合い活動で友達と意見を交換しながら問題解決に向かう、調理実習に挑戦した学級もありました。どのクラスの児童も集中した学習の姿を見せていました。 参観後には、学級懇談も開かれ、テーマに沿ってワークショップをしたり、児童アンケートから話し合ったり、考えたりした学年もありました。また、新月地区の学校運営協議会委員の皆さんにもおいでいただき、全学年の授業をご覧いただきました。今回の学習参観を励みに、子どもたちがさらに意欲をもって学びを深めていけるよう、今後も家庭、地域と連携して様々な学習活動に取り組んでいきます。

 

 

 

 

セルフレジで支払い

12月2日、ひまわり学級、やまびこ学級の5名が、学区内のスーパーマーケットで校外学習を行いました。今回は「上手な買い物の仕方を学ぶ」ことがめあてです。調理活動で使う食材や事前に保護者の方から頼まれてきた品物のメモを見ながら、売り場を探して自分で商品を選び、買い物の体験をしました。店内では、店員さんにあいさつをしたり、セルフレジでバーコードを読み取ったりして、支払いまで自分の力で行いました。また、静かに歩くことや順番を待つことなど、お店でのマナーについても学ぶことができました。 行き帰りには乗り合いタクシーを利用し、公共交通機関の使い方も経験しました。子どもたちは「セルフレジの使い方が分かってよかった」「乗り合いタクシーにみんなで乗って楽しかった」との感想がありました。今回の学習で身に付けた力を、今後の生活にも生かしていってほしいと思います。

 

 

ロイロノートってどうやって使うのかな

1年生がタブレット学習アプリ「ロイロノート」の使い方を学ぶ授業を行いました。気仙沼市教育委員会学力向上マイスター教員2名を講師に実施しました。最初に講師の話を聞きながら、アプリの起動の仕方や新しいノートの作り方、写真の撮り方など、基本的な操作を一つ一つ確認しました。子どもたちは、自分の顔写真を撮ってカードに貼り付け、「すきなあそび」や「すきなたべもの」などを入力し、自己紹介カードづくりに挑戦しました。児童全員の共有画面を見て、「わたしもおなじだね」「そのしゃしん、いいね」と楽しく交流する姿も見られました。今回の学習を通して、1年生はタブレットを正しく使う約束を守りながら、学習の道具として活用する第一歩を踏み出しました。今後の授業でも、ロイロノートを使って考えを共有したり、学習のふり返りをしたりしていきます。

  

指導主事学校訪問で

11月28日、指導主事学校訪問が行われました。市内の小中学校からも多くの先生方が来校し、授業を参観していただきました。公開したのは5年生理科「流れる水の働き」の授業です。子どもたちは、タブレットや石の標本などを活用しながら、川の流れによって石の形や川原のようすがどのように変化するのかについて、友達と意見を交流し合い、集中して学習に取り組んでいました。授業後は、指導主事の先生方の講評をいただきながら、「子どもの学びの深まり」などの視点に沿って協議を行いました。今回の研究会で得られた多くの気付きや助言を、今後の授業改善に生かし、子どもたちの学びがさらに豊かになるよう取り組んでいきます。

 

 

 

ミシンボランティアさんと裁縫学習

5年生が家庭科の学習で、ミシンを使ったランチョンマット作りに取り組みました。新月公民館を通して地域のミシンボランティアの皆さんにおいでいただき、直線ぬいや返しぬいのコツなどを一人一人ていねいに教えていただきました。子どもたちは最初は少し緊張しながらも、ミシンの使い方を確かめたり、友達と声をかけ合ったりしながら、まっすぐに縫えるよう真剣に作業を進めていました。少しずつではありましたが、作品が形になっていく喜びを味わうことができました。 ボランティアの方からは「皆さん一生懸命取り組んでいてうれしかったです」とお褒めの言葉をいただきました。今回学んだことを、これからの家庭科の学習や生活の中でも生かしていきたいと思います。地域の皆様の温かいご支援に感謝いたします。

 

 

インフルエンザ流行に伴う学年・学級閉鎖について

本校では、インフルエンザの急速な流行により、2・4年生は25日(火)第2校時で放課とし、2・4・6年生について26日(水)から3日間、学年・学級閉鎖の措置をとることとしました。今回のインフルエンザは短期間で多くの児童に広がるなど、爆発的な広がりを見せています。これ以上の感染拡大と重症化を防ぎ、児童の安全を最優先に考えての判断です。幸い、26日時点では、若干の落ち着きが見られます。このまま他の学年に広がらず、閉鎖となった学年も来週には落ち着いて、元気に全員が登校できることを願っています。

「まさか」ではなく「もしかしたら」~防災講話~

 11月16日(土)、気仙沼市の総合防災訓練の日に合わせて、本校では登校日とし、全校で避難訓練と防災講話を行いました。今回は「『まさか』ではなく『もしかしたら』」をテーマに、命を守るために自ら考え行動する力を育むことをねらいとして実施しました。 まず、休み時間を想定した避難訓練では、地震発生の放送とともに児童一人ひとりが自分で判断し、安全な場所へ落ち着いて避難しました。教師の指示を待つのではなく、自ら考えて行動する姿に、日ごろの学びの成果が表れていました。  

 続いての防災講話では、なぜ11月に総合防災訓練を行うのか、津波防災の日の由来である「稲むらの火」のお話、そして「津波避難の三原則」や、近年注意すべきクマとの遭遇への備えなどを学びました。 講話の最後には、「まさか来ないだろう」ではなく「もしかしたら起こるかもしれない」と考え、日ごろから備えることの大切さを確認しました。子どもたちは真剣な表情で耳を傾けていました。今回の講話で災害から命を守る意識を一層高めることができたと思います。

休み時間、避難の合図とともに、校庭の真ん中に素早く避難する児童

 

 

 

 

電気を考える

11月13日(木)、6年生が理科と社会科の学習を関連づけながら、発電のしくみや地球温暖化について考える出前授業を受けました。講師として、東北電業会の方をお迎えし、発電の仕組みやエネルギーミックスの大切さについてわかりやすく教えていただきました。授業では、風力発電の実験を体験し、モーターカーを動かすことで、自然の力が電気に変わることを実感しました。また、化石燃料による発電が二酸化炭素を増やすこと、再生可能エネルギーを上手に利用していくことの重要性についても学びました。子どもたちは「地球のために節電を心がけたい」「自分にできることを考えたい」と感想を話していました。身近な電気の学習を通して、環境を守ることの大切さや持続可能な社会づくりについて深く考える貴重な機会となりました。

 

 

どんなクラブにしようかな

 11月11日、3年生が来年度から始まるクラブ活動に向けて、クラブ見学を行いました。初めてのクラブ活動に胸をふくらませながら、各クラブの活動の様子を見学したり、実際に体験したりしました。上学年の児童からは、「ぜひ〇〇クラブに入ってね!」と、優しく声をかけられる場面もあり、クラブの雰囲気のよさを感じることができました。見学を終えた3年生からは、「細かな作業を丁寧にしていてきれいな作品ができていた」「二ついいクラブがあったので迷っている」といった感想も聞かれ、どのクラブにも魅力を感じたようです。4年生から始まるクラブ活動に向けて、子どもたちは期待を高めています。自分の興味や得意を生かし、仲間とともに活動する姿が今から楽しみです。

 

  

ダンスミュージッククラブ

 

 

ラケットクラブ                 ファミリーイラストクラブ

栄養のある野菜は?・・・保健委員児童集会

11月10日(金)、保健委員会による児童集会が行われました。はじめに、日ごろの委員会活動について紹介し、健康な学校生活を支えるためにがんばっていることを伝えました。 続いて「栄養のある野菜」や「必要な睡眠時間」についてのクイズを出題。三択形式で楽しく答えながら、体を元気に保つための大切なポイントを学びました。正解のたびに歓声が上がり、全校児童が笑顔で参加していました。 今回の集会を通して、健康を守るためにできることを自分ごととして考えるきっかけになったことと思います。これからも保健委員会が中心となって、じょうぶな心と体を持つ「すこやかな新城小」をめざして活動を続けていきます。

 

自己目標への挑戦(持久走大会をしました)

11月6日2~4校時、学年部ごとに持久走大会を行いました。今年はこれまでの一定距離の競走ではなく、一定時間を全員が走るという「時間走」方式に変更して実施しました。そのねらいは、だれかとの競争ではなく、自分の目標を決め、一定のペースで走り続けることです。「速い子、得意な子が早く終わってしまい、最後まで走っているのはどちらかというと走るのが苦手

な子。最後の子がへとへとになりながら観客の拍手で何とかゴールする・・・」、という従来の方法を何とか改善できないか、速い子、遅い子、得意な子、得意でない子も皆満足の得られる公正、公平な方法にと考えての変更でした。当日は、友達や保護者の皆様の応援に背中を押され、子どもたちは自分のペースを守りながら、歩いてしまう子もほとんどなく最後まで走り抜きました。結果は記録として残りますが、苦しい場面でも諦めずに取り組む姿、仲間を思いやる姿が何よりの成長です。保護者の皆様からは「順位がわかりにくいのでは・・・。」との声もいただきましたが、そうです。順位はないのです。個々に目標に向かって同じ時間を一定のペースで走りきる。それで合格の持久走なのです。閉会時には代表児童から、「目標の距離には届かなかったが、みんなで走れてよかった」「達成感があった」「来年こそは目標達成したい」との感想が聞かれました。こちらの意図したことは子どもたちにも伝わったのかなと思っています。御来校いただき、温かいご声援をいただきました、保護者の皆様に心より感謝申し上げます。

  

 

  

循環型発電システムの構築を学ぶ

6年生がバイオマス発電について学びました。10月5日、6年生が月立小学校の児童とともに、バイオマス発電とその施設について学びました。ゲストティーチャーとして、気仙沼商会の高橋社長、地域学習コーディネーターの田村さんをお迎えし、講話と施設見学を通して、地域のエネルギーや森林資源の活用について理解を深めました。 講話では、まず林業の現状や、木材価格の変動、手入れの行き届かない山林が増えていることなど、現実的な課題について説明を受けました。そのうえで、「山の木を活かして地域の力にしたい」という思いから、発電事業を始めた経緯が語られました。子どもたちは熱心にメモを取りながら聞いていました。 続いて訪れたチップ製造工場では、伐採された木が細かく砕かれ、発電の燃料になる様子を見学。さらに、バイオマス発電プラントでは、木質チップを乾燥させ、燃やして電気をつくる大型の機械を実際に目にしました。今回の学習を通して、海、森、山、自然と人とのつながり、そして持続可能な地域づくりの大切さを実感した6年生でした。

 

 

拍手!がんばる心に

本日、表彰朝会を行い、敬老作文、読書感想文、作文宮城、南三陸米図画コンクールの入賞者を紹介し、表彰しました。受賞した児童の中には、はっきりと立派に返事をする子も多く見られました。校長からその姿勢をさらに賞賛しました。

また表彰後は、コンクール入賞者だけでなく、日常の中で輝く行動を見せた児童も紹介しました。自主的に校庭のラインを引いた運動委員の児童、休み時間に落ち葉を集めて校庭をきれいにしてくれた2年生、学年をこえて元気に運動を楽しむ子どもたち…。

それぞれの「よい行い」が学校全体を明るくしています。表彰朝会は、成果だけでなく努力や思いやりも光る時間となりました。これからもお互いのよさを見つけ合い、認め合う新城小学校でありたいと思います。

 

一年生に転入生がありましたので、紹介しました。

 

 

今日もいろんな学年入り混じって遊んでいました。

真剣に火災避難訓練

10月30日、火災想定避難訓練を実施しました。児童は落ち着いて行動し、廊下・階段の通行や低い姿勢がよくできました。「お・は・し・も(押さない・走らない・しゃべらない・戻らない)」を意識し、避難完了までの所要時間は3分34秒。集合後の点呼をさらに速くすることが次の課題です。「まさか」ではなく「もしかしたら」の視点で、授業中以外の場面でも命を守る行動ができるよう呼びかけました。続いて初期消火訓練と煙体験を行い、児童は消防署員の方々の指導をよく聞き、安全に実技訓練に取り組みました。ご協力いただいた気仙沼消防署古町出張所の皆様に感謝申し上げます。

 

 

朝のうれしい来客

10月27日の朝、校長室にうれしい来客がありました。二年生の児童4名が、手作りの折り紙作品をプレゼントするために訪れてくれました。色や形も変えて、きれいに仕上げたくす玉で思わず笑顔になりました。 子どもたちは、壁に並ぶ歴代校長の写真をじっくり観察し、「昔の学校はどんな様子だったのか」と興味津々。校長室のソファの座り心地も試しながら、朝のひとときを楽しく過ごしました。 温かな心づかいに、週始めの気持ちが明るくなった朝でした。素敵な時間をありがとう。

 

仙台市科学館 

10月24日(金)、4年生が仙台市科学館へ校外学習に出かけました。館内では、現在までの各時代の環境や生き物、県内の化石や岩石の展示、電気や磁石のはたらきなど、教科書で学んだことを実際に見たり触れたりしながら体験することができました。 子どもたちは、動く展示や体験装置に目を輝かせながら、「どうしてこうなるんだろう?」「もっとやってみたい!」と、次々に「ん?」を発見していました。科学の楽しさやおもしろさを肌で感じる時間となりました。今回の見学を通して、身の回りの現象への関心や、自然のしくみを探ろうとする探究心がいっそう高まった4年生。今後の理科学習や総合的な学習につなげていきます。

 

 

災害に備えて(3年生校外学習)

10月24日(木)、3年生が社会科の学習の一環として、気仙沼広域防災センターと気仙沼市震災遺構・伝承館を訪れました。 広域防災センターでは、消防車や救急車の設備、119番通報の仕組みなどについて説明を受け、実際の訓練の様子も見学しました。地震体験や煙体験もして、実際の避難行動も学ぶことができました。子どもたちは「消防士さんの仕事はすごい」「人を助けるためにいろいろな準備をしている」と感心していました。また、震災遺構・伝承館では、東日本大震災の記録映像や展示を通して、命の大切さや防災の心構えについて考えました。真剣な表情で見学し、メモを取る姿が多く見られました。今回の学びを通して、安全なくらしを守る人々の努力や、災害に備えることの大切さを実感した3年生。これからの学習にも生かしていきます。 

 

 

図書委員会の児童集会を行いました

10月27日、図書委員会による児童集会を開催しました。はじめに、図書委員の仕事を紹介。朝の返却・貸出の対応の時間など、学校の読書活動を支える役割をわかりやすく伝えました。 続いて「先生の好きな本はどれ?」クイズを実施。先生方のお気に入りの一冊を当てようと児童は結構真剣に取り組んでいました。回答が発表されると、「やった!」と、会場からは大きな拍手と歓声が上がりました。先生方のお気に入りの本はジャンルもさまざまで、読んでみたい気持ちがふくらみました。 全校児童が楽しく参加でき、自然と本への興味が高まる集会となりました。これからも図書委員会を中心に、読書の輪を広げていきます。

 

ちなみに正解は「ハリーポッター」でした。

外れの選択肢も、他の教員の好きな本として上手に紹介していました。

 

 

目標に向かって走る!

学習発表会を終えた子どもたちは、11月6日の持久走大会に向けて練習に励んでいます。本校では今年度から、これまでのように一定の距離を走り順位やタイムを競う方法ではなく、一定時間の中で自分の目標に挑戦する「時間走」へと変更しました。この取組では、他の人との競争ではなく、「自分の力を伸ばす」「昨日の自分を超える」という気持ちを大切にしています。こうした活動を通して、自尊感情の向上や運動への意欲の高まりをねらいとしています。次の目標に気持ちを切り替え、授業の中での練習に加え、休み時間にも自主的に走る姿が見られ、子どもたちの意欲が高まっています。持久走大会当日、自分のめあてに向かって全力で走る姿が今から楽しみです。

 

学習発表会一般公開でした!!

10月18日(金)、令和7年度の学習発表会(一般公開)を行いました。児童公開に続き、この日は保護者や地域の皆様も来校し、温かな拍手と笑顔に包まれた発表会となりました。子どもたちはこれまでの練習の成果を十二分に発揮し、学年ごとに工夫のある表現や発表を見せてくれました。どの学年も、自分たちの学びを自信をもって伝える姿が印象的でした。来賓の皆様からは「とても楽しい発表だった」「どの学年もそれぞれのジャンルの良さが出ていた」など、うれしいお言葉をいただきました。今回の発表を通して得た達成感や学びを、今後の授業や学校生活につなげ、さらに成長していってほしいと思います。