津谷小日記2025

うつくし松の下で2025

「第15回海洋教育こどもサミット in 東北」に参加しました

 本日,オンラインで開催された「第15回海洋教育こどもサミット in 東北」に,本校の5,6年生が参加しました。サミットには,気仙沼市・岩手県洋野町・山形県鶴岡市の小中高生が参加し,「みんなでつくる海のミュージアム ~『海と生きる』学びや体験を記録し,広め,次の学びへつなげよう~」をテーマに,日頃の海洋教育の学びを交流しました。

 本校児童は「海の町気仙沼 ~豊かな海を守るために私たちにできること~」をテーマに発表しました。気仙沼の海とまちの関わりや,地球温暖化が海に与える影響,地産地消につながる食の魅力,震災からの復興,未来へ海を残すための取組について,自分たちが調べ学習や体験を通して学んできたことをまとめ,堂々と発信しました。

 発表の中では,
・気仙沼魚市場や地元店舗での聞き取りから分かった「海と人の思い」
・大谷海岸の道の駅で見つけた気仙沼の食のチカラ(メカジキカレーの提案など)
・リアスアーク美術館や市役所で知った復興や防災の大切さ
・蔵内や志津川・小泉海岸での体験を通して考えた海洋ごみ問題
といった内容が紹介され,気仙沼の海が持つ魅力と課題,そして未来を変えるための自分たちの行動について力強く語りました。

 また,他校の発表を聞いたり,ブレークアウトルームで「わたしが届けたい海のものがたり」を交流したりすることで,自分たちの学びをさらに深めることができました。

 参加した児童からは,「これからも気仙沼の海を守る活動に参加したい」「未来へつながる学びを続けたい」という感想が聞かれました。今回のサミットで得た気付きや思いを,今後の学習や行動につなげていきます。