階上中学校 日記

防災学習の一環として震災遺構等の施設訪問を行いました

 さる6月11日 防災学習の一環として,1,2年生が震災遺構等の施設訪問を行いました。
 1年生は陸前高田市の東日本大震災津波伝承館 いわてTSUNAMIメモリアルを訪問し,津波被害の事実と教訓を学んできました。
 2年生は女川町を訪問し,女川いのちの石碑の見学を通して,将来の津波被害を最小限にしようとする同世代の取組について聞きました。また,津波によって横倒しになった旧女川交番を見学しました。
 どちらの学年も後世に伝えていくこと(伝承)の大切さに気が付きました。

 6月は過去に大きな地震や津波があった月です。紹介しておきます。
12日 宮城県沖地震   (昭和53年6月12日)
    これを機に,みやぎ県民防災の日が制定されました。
14日 岩手・宮城内陸地震(平成20年6月14日)
15日 明治三陸大津波  (明治29年6月15日)
    以後「三陸海岸」という名称が広く使用され始めたと言われています。

 これを機に,今一度,家庭の耐震策や避難先などを,ご家族で話し合っておくのもよいと思います。


1年 陸前高田 黙祷


1年 陸前高田 被災物となった消防車


2年 女川 女川いのちの石碑


2年 女川 昭和三陸大津波の海嘯碑


2年 女川 横倒しになった旧女川交番