階上中学校 日記

全国学校給食週間~昭和初期の給食~

1月28日(火)

 全国学校給食週間3日目の今日は、本吉共同調理場 栄養士の松本先生にお出でいただき、2年生に対して「給食講話」を実施しました。松本先生からは、明治から始まった学校給食の歴史を、クイズを交えながら楽しく紹介していただきました。また、松本先生は、学校給食は、生産者さんをはじめとする、多くの方々の手によって学校に届けられるので、感謝の気持ちをもっておいしく食べてほしいとも話していらっしゃいました。感謝の気持ちで、残さずに食べてほしいと思います。

↓ 3年生からは、義務教育9年間にわたっておいしい給食を届けてくださった本吉共同調理場の皆さんに、感謝のメッセージのプレゼントがありました。

↓ 今日の給食

【ココアパン ちゃんぽんうどん レンコンサラダ 脱脂粉乳入りミルクプリン 牛乳】741㎉

本吉共同調理場さんからの「もぐもぐメモ」より

 戦後間もない日本では、食糧難のため子供の栄養状態が悪化しました。家庭の食事だけでは足りない栄養を学校給食で補うため、飲み物には「脱脂粉乳」が提供されるようになりました。牛乳から脂肪を抜いた粉ミルクを水で溶かして温めたもので、独特のにおいがあるため苦手な子供も多かったようです。今日のデザートは脱脂粉乳入りの「ミルクプリン」です。脱脂粉乳はカルシウムが多く、今も料理やお菓子などに使われています。