5年 呼びかけ劇「セロ弾きのゴーシュ」

 面瀬フェスティバルの演目紹介も高学年を残すだけになりました。昨日更新できなかったので,今日は5,6年の劇を一気に紹介します。
 先ずは,5年生の呼びかけ劇「セロ弾きのゴーシュ」の練習の様子です。
 
 呼びかけ劇はシュプレヒコール劇とも言われ,大人数が一度に舞台に登場し,セリフを何人かで朗読する形式のものです。演者の舞台上の動きは少なく,ほぼ,その場での表現となります。
 
 この物語では,セロが下手で楽長に叱られたゴーシュが家でセロを練習しているところに,夜な夜な動物たちが訪れます。動物たちとかかわる中でゴーシュが成長していきます。5年生は数色のカードを用いて,物語に登場する動物たちをイメージさせてくれます。茶色のカードの動物はいったい何でしょう?
 
 この物語は宮沢賢治が亡くなった翌年に発表された作品です。今の時代だからこそ,5年生だからこそ,3人の担任が選んだ作品だと私は思うのですが,子どもたちは主題をどう捉えたのでしょうか。演じきった後で是非聞いてみたいと思っています。